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自転車を漕ぎながらうんこを漏らしました

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こんにちは。”カレー味のうんこ”と”うんこ味のカレー”なら両方チャレンジしたい僕です、中島です。先日取材協力をしたら、あたかも僕がうんこを漏らしたかのような書き方で記事が公開されていた。

う●こを漏らすほど開放的?!自転車創業CEOが紹介する「最高に気持ち良い」三鷹の生活/イエマミレ

こんな記事にされるなんて全くもって事前に聞かされておらず、名誉毀損でイエマミレの運営会社ietty、協力会社サムライトを訴えようと憤慨したのだが、少し冷静になりここ最近の自分の行動を振り返ったところ、ある事実に気づく。

うんこ、漏らしていました。
つい2ヶ月前の10月に。
それも自転車を漕ぎながら。

ということで今回はその自転車を漕ぎながらうんこを漏らした話を書く。

便秘女子が羨む僕のうんこプロフィール

先に僕のうんこプロフィールをお伝えすると、非常に快便タイプで、起床後10分くらいで腸が動き出し、第一陣が出動する。次いで朝食を済ませると、その5分後には第二陣が出動。この二陣スタイルは365日中ほぼ360日は例外ない基本陣営だ。それ以降就寝までに最低1回以上はもう一陣やってくるという流れは、僕のうんこを煎じて飲めるなら便秘女子が殺到するであろう超有望うんこタイプだと自負している。

ただアルコールを前日に摂取すると、ほぼ間違いなく陣形が非常に柔い状態のまま出動するという唯一の弱点がたまにキズ。もというんこにキズ。

うんこストーリーは突然に…

何から伝えればいいのか わからないまま時は流れて。

さてときは今を去ること2ヶ月ほど前の10月初旬のある日の出来事。天気も良かったのでいつものように自転車で都内の某社との月次定例ミーティングへ。ミーティングの終わりごろから、軽くお腹がゴロゴロいい始めたことを僕は聞き逃さず、その後にもアポイントが控えていたこともあり、ミーティングが終わったら速攻でトイレに行く事を心に誓う。ミーティングは滞りなく終わり、そのまま打ち合わせをしたフロアのトイレを拝借しようとした矢先に、1つ目の事件発生。

別部署の担当者とたまたま出くわし、そこから以前に打ち合わせした内容に関する質問攻め。その場の流れから僕はトイレに行くこともできず、そのフロアからエントランスまで一緒にエレベーターへ。エントランスに着いても質問攻め、正しくはうんこ放出攻めは続きもう瀕死状態。実際は5分程度だったかもしれない質問攻めも、僕には30分以上のなぶり殺しかのような気の遠くなる時間。正直一体何の質問をされていたかなど全く覚えていない。ようやくうんこ放出攻めから開放され、一番至近のトイレがあるコンビニへ。

うんこ漏らし経験者なら分かるであろうが、一番のうんこ漏れポイントはこのようやくトイレに行けると思ったときの油断の瞬間だ。まさに一瞬の気の緩みが命取りになる。百戦錬磨のうんこ漏らしの僕は、過去の経験からその勘所は熟知している。そして次によくある罠が、トイレが使用中、故障中もしくは貸し出ししていないかの通称三つ巴の罠だ。都内の公共トイレが頭の中でデータベース化している僕は、このコンビニは貸出可であることはもちろん、既に利用経験がある。あとはトイレが使用中、故障中でなければ勝ったも同然。毛穴からの汗の噴出はいくらでも許容しつつも、お尻の穴からのうんこの噴出はいちびたりとも許されない。そんな恐怖におののきながら、コンビニの入口からトイレまで慎重にかつ大胆に前進する。そして運良くトイレは使用中でも故障中でもない。あとはドアを開いて、ズボンとパンツを下げて、便座に腰をかけるだけ。たったそれだけ。たったそれだけだったはずなのに、人は過ちを犯してしまう。

プリリリ、リ、リ、リ


あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら僕等は いつまでも見知らぬ二人のまま

漏れたうんことは見知らぬ二人のままでありたかった。全くもって大量でもなく、液体でもないことが不幸中の幸いだが、ズボンを下ろす瞬間にパンツで受け止めたのは気体ではなく、明らかに固体。受け止めたことが一番の受け止めたくない事態だが、次のアポもあるため、パンツを覗き込むと、小粒ちゃんが元気にセイハローしている。来年1月には第一子が誕生する僕にとっては、ある意味好都合だ。これからは父として我が子の小粒ちゃんと日々対峙する。そんな予行練習だと思い、小粒ちゃんのこれ以上の布面への浸透がないように、トイレットペーパーであり得ないほど丁寧にピックアップしていく。

時間にして一瞬のできごとかと思いきや、トイレで15分以上格闘していたようで時計を見ると次のアポイントまで20分しかない。どんなに自転車で急いでも25分、そして百戦錬磨のうんこ漏らしの僕の勘からすると、これは間違いなく第二波が来るタイプ。用心に用心を重ねて、次のアポ前にもトイレに駆け込む時間15分を見積もり、その旨を次のアポ先に一報する。

「すいません。ちょっとうんこ漏らしてしまったので、予定より20分ほど遅れます」

なんてことは絶対に言えない。どんな処理をしてくるのかは知らないが、うんこ漏らした奴がこれからやって来るなんてどう考えても嫌だ。正しくは”尻の穴からうんこが押し出てきた”が事実なのだが、”前のアポイントが押してしまった”という建前を伝えた。

サドル地獄

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©INFINITY SEAT

一旦は波が収まったものの、安心も束の間。それから25分程度の長く辛い旅が始まった。普段は全く意識していないのだが、こういうときに初めて自転車のサドルのユニークとも残酷とも言える形状に目がいく。競技用のものほどではないにせよ、サドルは共通して先頭部分が先細っている。まるで肛門を突き刺すかのように。かくいう僕はそんなサドルの本当の恐ろしさを知るのは、旅の後半からとなる。

時間もタイトということもあり、次のアポ先まで少し急ぎ目に自転車をこぐ。ここですっかりお腹の調子もよくなったとの勘違いが、うんこの尽き。もとい運の尽きだった。そのとき普通にサドルに腰掛けて自転車を漕いでいたのだが、再びパンツの中に何やら違和感が。前述のサドルの先端部分によるものなのか、その違和感が時間を追うごとに嫌な予感に変わっていく。そして予感が確実性を帯びたのは、香りだった。季節は秋口の晴れた日、さっそうと自転車をこぐことで切る心地よい風の中に、異臭が僅かながら混じっている。

も、漏れている

ガスでもおならでもなく、明らかに漏れている。放射能汚染のような社会問題ではないが、個人的には大問題。ただしくは大便問題。このまま放置していると、とてつもない被害範囲に及ぶことは必至。そこで僕が取った緊急施策は、

立ち漕ぎ

自転車を乗ったことがある人なら誰もが経験のある立ち漕ぎ。ただこの立ち漕ぎでお尻の穴を締めつつ、15分以上全速力走るというのは、想像を絶する辛さ。お尻の穴を締めれば締めるほど、毛穴からは汗が出まくる。また全速力と言いつつも、信号待ちの最中に、横並びの自転車乗りや横断歩道を渡る人に臭いがばれないかと冷や汗も大量放出。そんな地獄のような15分間を経てどうにかアポ先の最寄りコンビニに到着した時には、疲労困憊であったのは言うまでもない。

超激リフレッシュ地獄

ようやくアポ先の最寄りコンビニに到着した僕は疲弊し切りながらも、冷静に現状把握につとめ、ウェットシート売り場へ急ぐ。移動中に追加漏れがあったとはいえ、場合によってはトイレットペーパーでは処理できず、乾燥状態になっている可能性も考えての行動だ。とっさの状況でも我ながら機転が利く自分が恐ろしい。運良くここのトイレも前述の三つ巴の罠はなく、無事に入ることに成功。早速事後処理に取りかかろうと先程購入したウェットシートを手にとった瞬間に人生史上最大に自分を恨むこととなる。

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(あくまで画像はイメージです)

超激リフレッシュってwww

吉本新喜劇でもやらないベタ過ぎるボケだ。即座にノーマルタイプの再購入をせねばと考える。ただもう1つの考えが頭をよぎる。再購入している間に万が一トイレを他の人が利用してしまった場合、更にアポに遅れることになる。信用問題に関わる。更に他の人の利用を待っている間に、第三波がやって来るとも限らない。苦渋の決断をした僕は、超激リフレッシュで当該箇所をそっと優しく触れる。

ウホホホォォォホホォホォホォーーー
グヌヌヌヌヌゥゥヌヌヌヌーーーーー

悲痛とも恍惚ともいえない刺激が全身を走る。何度もやめようと思った。でもこのままでアポに行ったら生き恥を晒すことになる。そんなプライドだけを胸に次第に癖になるこの刺激に耐えながら、事後処理を終えた。

なお買い間違いに加えて、買い忘れもあったことも追記しておく。やむなくパンツを捨てるほどの被害範囲は想定外だったため、パンツを買い忘れており、そのままノーパンアポという変態プレーに挑んでみた。

クソマミレよりもイエマミレ

僕に突然降りかかったうんこストーリー、いかがでしたでしょうか?お食事中でしたら、この非礼深くお詫び申し上げます。少しでも皆さんに笑顔を与えられたら、嬉しい限りです。そして今後の皆さんのうんこ漏れ対策の一助となれば、本望でございます。

最後にこんなクソマミレな記事執筆を許諾してもらった当社メンバー、またうんこ漏れの引き金を引いて頂いた某企業の担当者様に感謝申し上げます。最後に名誉毀損レベルでしたが、記事執筆のきっかけを作ってくれたイエマミレに最大の愛、もとい最大便の愛を贈り、本記事を締めたいと思います。ありがとうございました。
(本記事はイエマミレのネイティブアドではありません)

自転車を漕ぎながらうんこを漏らしました is a post from: FRAME : フレイム

 

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