
「フラットバーロード」、その名の通りロードバイクのハンドルがフラットバーのもの。ではクロスバイクとの違い、わかりますか?ハンドルをドロップ形状のものに変えればロードバイクになるのでしょうか。
ズバリ、フラットバーロードを選ぶべき人はどんな人?最新おすすめモデルとあわせて完全ガイド!
フラットバーロードとは?

フラットバーロードとは、その名の通り「フラットバー(フラットハンドル)」を装着したロードバイクのことです。
メーカーごとにフラットバーロードの捉え方があり、実は明確な定義がありません。一般的な特徴をいくつか挙げてみます。
- フラットバーハンドル
- ロードバイク用コンポーネント
- キャリパーブレーキ(最近ではディスクブレーキ搭載モデルも増加)
- ロードバイク寄りのフレームジオメトリ
大まかなイメージとしては「クロスバイクよりも速く走れるフラットバーのスポーツサイクル」といったところです。

▲クロモリ素材のフラットバーロード、AMPIO TIAGRA(ジオス)
画像出典:GIOS
フラットバーロードとクロスバイクの違い
真っ直ぐなハンドルがついているなら、クロスバイクじゃないの?と思われる方もいるでしょう。細かい違いを見てみましょう。
コンポ―ネントが違う
一般的なクロスバイクは、フロント3段×リア8段などのマウンテンバイク用コンポが多いです。
対してフラットバーロードは、多くがシマノクラリスやソラ、ティアグラなどのフロント2段といったロード用コンポーネントを採用しています。
ブレーキが違う
フラットバーロードの特徴のひとつがキャリパーブレーキ*。ロードバイクにも使われているキャリパーブレーキの特徴は、小型で軽量、スピードコントロール性を重視しています。よりオンロードでの高速走行向きと言えます。
いっぽうで制動性においてはVブレーキが上。街乗りでストップアンドゴーが多いクロスバイクに向いていますね。
*厳密にはキャリパーブレーキは純ロードバイクのものとはサイズが異なる場合があります(いわゆるロングアーチタイプ)
アルテグラや105のブレーキが使えない場合もあるので、将来ブレーキの交換を考える場合は確認が必要です。
アルテグラや105のブレーキが使えない場合もあるので、将来ブレーキの交換を考える場合は確認が必要です。
タイヤサイズの違い
一般的にクロスバイクのタイヤサイズは28C~32Cという太めのもの。対してフラットバーロードは25Cと細めのタイヤが採用されていることが多いです。これも高速走行を優先させているポイントです。
フレームジオメトリが違う「クロスバイクがロードバイクになれない理由」
ここまできて疑問に思う方もいるでしょう。それならば、クロスバイクのコンポを変え、ブレーキも変え、タイヤもすべてロード用に変える(予算は度外視)。そしてドロップハンドルにしたら、クロスバイクだってロードバイクになるではないか……!と。
ところがそうはならないのが、「そもそもフレームが違う」と言われる部分なのです。
多くのクロスバイクが直進安定性を重視してホイールベース*は長め、アップライトで楽な乗車姿勢になるようにフレーム設計されているのに対し、フラットバーロードは速く走る方に比重が置かれています。ショートホイールベースで、低めのハンドルポジション=空気抵抗の少ない前傾姿勢を作り、より早く走る。ロードバイクと同じ設計思想なのです。
*)ホイールベースとは前輪・後輪それぞれの中心軸を結んだ距離のこと。ホイールベースが長いと安定性は高まり、短いと機敏性があがりキビキビとした乗り心地に。

▲コルナゴのフラットバーロードVORREI(左)とクロスバイクのEPOCA(右)。VORREIのほうがホイールベースは短めに設計されている。シートチューブとタイヤの距離を見ると違いがわかりやすい。トップチューブ長もVORREIは短め。
結果、価格帯も違う
使われるパーツ、フレームの違いから、フラットバーロードとクロスバイクでは必然的に価格帯も変わってきます。
一般的にフラットバーロードの価格レンジは7万円台~10万円代前半となり、5万円前後からのクロスバイクと比較すると高めの価格帯になります。

▲ロードバイクの上位モデルRL6をベースにしたフレームに、フラットハンドルで直感的なハンドル操作が魅力のブリヂストンアンカー「RL3 FLAT EX」。ハンドル周りを替えればそのままロードバイクへと変貌する。
フラットバーロード、ハンドルを変えればロードバイクになる?
結論から言うと、ロードバイク化することは可能です。フレームがロードバイクとしても乗れるように作られているので、ハンドルを替えればロードバイクになります。
コンポーネントやブレーキもロードバイクのものが使われているので、一番楽なパターンだとハンドルとシフターを替えればロードバイクになります。
ただしショップとの相談は必須。モデルによっては、ハンドルとシフター以外にパーツ交換が必要な場合があったりもします。
またポジションの再設定も必要です。フレーム設計がフラットバーハンドル前提ですから、ドロップハンドルに合わせたポジション調整をしないといけません。
ステム長や角度など多方面からの調整が必要ですので、ハンドル交換はお店に頼むようにしましょう。
PROFILE DESIGN(プロファイルデザイン) エアウィング OS アルミ ブルホーンバー(31.8) 400(C-C)35mmドロップ
ブルホーンハンドルについてはこちらもどうぞ
ブルホーンバーというハンドルをご存知ですか?牛の角からその名の由来が来ているブルホーンバーはコの字型で、突き出たツノの部分を持つことで深い前傾姿勢がとれ空気抵抗を減らしたり、引きつけの力を利用できたりとメリットの多いハンドルです。そしてなにより、... 乗りやすさを格段にアップ?!おすすめブルホーンバー6選 - FRAME : フレイム |
フラットバーロードはどんな人向け?おすすめ用途は?
速く走りたいけれどドロップハンドルに抵抗がある人や、既にロードバイクに乗っている人で、街乗り用や通勤通学用に、カジュアルダウンしたスポーツバイクが欲しいときにはピッタリです。
速く走れるフラットバーロードですが、用途はどちらかというと街乗り向けです。また、ドロップハンドルと違って乗車姿勢を変えることができないので、同じ姿勢で長時間の走行は疲れやすく、100kmを超えるようなロングライドには不向きでしょう。
ロードバイクとフラットバーロードで迷ったとき
将来的にロードバイクに仕様変更する可能性が十分ある場合、金額的にいえば最初からロードバイクを購入した方がお得です。フラットバーロードをドロハン化するだけでも、最低3万程度はします。コンポのグレードアップやその他パーツの交換が必要になると、さらに多額の費用がかかります。
ただ数年フラットバーでカジュアルな乗り方を楽しんで、本格的なロードバイクとして乗りたくなったときに愛着のある自分のバイクがそのままロードとして生まれ変わるのも、他のバイクでは味わえない魅力でもあります。
将来的にロードバイクに仕様変更する可能性が十分ある場合、金額的にいえば最初からロードバイクを購入した方がお得です。フラットバーロードをドロハン化するだけでも、最低3万程度はします。コンポのグレードアップやその他パーツの交換が必要になると、さらに多額の費用がかかります。
ただ数年フラットバーでカジュアルな乗り方を楽しんで、本格的なロードバイクとして乗りたくなったときに愛着のある自分のバイクがそのままロードとして生まれ変わるのも、他のバイクでは味わえない魅力でもあります。
2019年最新おすすめ18選
それではフラットバーロードのオススメ2019年モデルをご紹介します。
(ネスト)ALTERNA FLAT-K

ロードバイクALTERNA-Kと同じ6061アルミフレームを使用し、メインコンポーネントにシマノソラを採用したフラットバーロード。同価格帯のフラットバーロードではクラス最軽量※の9.5kg (500mm)を実現しています。
※国内販売中の7万円未満フラットバーロードバイクにおいて/2017年10月現在・メーカー調べ
価格(税抜) | ¥64,000 |
カラー | RAW、マットブラック |
サイズ | 430mm(150-165cm)、465mm(160-175cm)、500mm(170-185cm) |
コンポーネント | シマノソラ |
車体重量 | 9.5kg (500mm) |
LINK:NESTO | ALTERNA FLAT-K
(ジャイアント)FORMA

人気のクロスバイクESCAPE R3で有名な「ジャイアント」のフラットバーロードです。フレーム、フォーク共に軽量で剛性の高いアルミ素材に、ダウンチューブが太めのエアロ形状を採用しています。メインコンポーネントにシマノクラリス、汎用性の高い28Cタイヤを装備しています。
価格(税抜) | ¥74,000 |
カラー | マットシルバー,マットブラック |
サイズ | 465(XS),500(S),535(M)mm |
コンポーネント | シマノクラリス |
車体重量 | 10.0kg(500mm) |
LINK:GIANT | FORMA
(ジオス)AMPIO

細身のシルエットが人気のクロモリ素材を用いたフラットバーロードです。メインコンポーネントにシマノクラリスを採用。11-32Tのワイドギアに700×25Cのタイヤを搭載した快適な乗り心地のバイクです。
価格(税抜) | ¥79,800 |
カラー | GIOS BLUE / BLACK / WHITE |
サイズ | 470/510/540/570mm(C-T) |
コンポーネント | シマノクラリス |
車体重量 | 9.7kg |
LINK:GIOS | AMPIO
(ルイガノ)AVIATOR 9.2

軽量アルミフレームにカーボンフォーク、コンポーネントにシマノソラ、700x25cのタイヤを組み合わせた走行性能重視のミドルグレードモデルです。ケーブル内蔵式ですっきりした外観にカジュアルな雰囲気を合わせ持ち、街乗りやフィットネスなど気軽に乗れるスポーツバイクに仕上がっています。
価格(税抜) | ¥85,000 |
カラー | LG WHITE、LG RED、GRASS GREEN |
サイズ | 380mm(145~160)、420mm(150~165)、460mm(160~175)、500mm(170~185)、540mm(175~190) |
コンポーネント | シマノソラ |
車体重量 | 9.6kg(460mm) |
LINK: LOUIS GARNEAU | AVIATOR 9.2
(キャノンデール)CAAD OPTIMO CLARIS FLAT BAR

キャノンデールの人気アルミロードバイクCAAD OPTIMOをフラットバー仕様にし、気軽に乗りまわせるモデルにした一台。フロントはシングルなのでチェーン落ちの心配はなく、ギアは11-32Tのワイドレシオ、25Cのタイヤ採用で、スピード感を楽しむことができます。
価格(税抜) | ¥79,000 |
カラー | BBQ |
サイズ | 44、48、51、54、56 |
コンポーネント | シマノクラリスMIX |
LINK:cannondale | CAAD OPTIMO CLARIS FLATBAR
(スコット)METRIX 30

アップライトな姿勢で乗れるロードバイク「SPEEDSTER DISC」のフレームを、より太い35Cタイヤ用にアレンジしたフラットバーロード。シマノクラリスに油圧式ディスクブレーキを搭載し、走行性とコントロール性を高めています。オプションで専用キックスタンド有り。
価格(税抜) | 98,000円 |
サイズ | XXS、XS、S、M、L |
コンポーネント | シマノクラリス |
LINK: SCOTT|METRIX 30
(ウィリエール)Asolo

アルミフレームにシマノクラリスを組み合わせた街乗り用モデルです。ハンドル幅はMTB系のモデルよりも短めの560mmを採用。コンポーネントはシマノクラリスを採用しており、将来的にハンドルとSTIレバーを交換すれば、ロードバイク化することができます。
※写真と実際の仕様やカラーは異なっている場合があります。
価格(税抜) | ¥89,000 |
カラー | シルバー |
サイズ | XS、S、M、L |
コンポーネント | シマノクラリス |
車体重量 | 約10.4kg |
LINK: Wilier | Asolo
(フジ)ROUBAIX AURA

アメリカのバイクメーカー「フジ」のフラッグシップアルミロードです。アシンメトリックチェーンステー等のレースジオメトリに、カーボンフォークを採用。ケーブル内蔵式で、流麗なフレーム形状、スムース処理された溶接箇所は、すっきりした美しい外観に仕上がっています。コンポーネントはシマノクラリスを搭載し、ロードバイク並みの走行性能を実現します。
価格(税抜) | ¥92,000 |
カラー | Matte Black、Gunmetal |
サイズ | 46cm、49cm、52cm、54cm、56cm |
コンポーネント | シマノクラリス |
車体重量 | 8.9kg |
LINK:FUJI | ROUBAIX AURA
(ブリヂストンアンカー)RL3 FLAT EX

アルミのロングライド用ロードバイク「RL6」のコンセプトはそのままに、アルミフレームに振動吸収性の高いカーボンフォーク、コンポーネントにシマノソラを採用したフラットバーロードです。フラットハンドルなので上体を起こし気味の楽な姿勢で乗ることができ、休日のサイクリングや通勤通学等、気軽に乗れる使い勝手の良いモデルに仕上がっています。
価格(税抜) | ¥93,000 |
カラー | エッジスタイル マットブラック、エッジスタイル ホワイト、エッジスタイル レッド |
サイズ | 390-440-490-540mm |
コンポーネント | シマノソラ |
車体重量 | 9.4kg(490mm、ペダルなし) |
LINK:BRIDGESTONE ANCHOR | RL3 FLAT EX
(コーダーブルーム)FARNA 700F

巡航速度25km/hでの安定性を持つフラットバーロード。同社のロードバイクFARNAシリーズと共通フレームで、将来的なドロップハンドル化にも対応しています。メインコンポーネントにはシマノティアグラ、ブレーキは105を採用し、重量は8.9kg(500mm)を実現しています。
価格(税抜) | ¥98,000 |
カラー | ホワイト/ブラック、ブラック/ホワイト |
サイズ | 395mm(適応身長:145~160cm)、430mm(適応身長:155~170cm)、465mm(適応身長:165~175cm)、500mm(適応身長:170~185cm) |
コンポーネント | シマノティアグラ |
車体重量 | 8.9kg (500mm) |
LINK:Khodaa Bloom | FARNA 700F
(ジオス)LUNA

アルミフレームにカーボンフォーク、メインコンポーネントにシマノティアグラを採用したフラットバーロードです。ロードバイクに近いジオメトリを持っているため、ロードバイクへの仕様変更も可能です。
価格(税抜) | ¥110,000 |
カラー | MATTE BLACK |
サイズ | 450/490/520mm(C-T) |
コンポーネント | シマノティアグラ |
車体重量 | 9.8kg |
LINK:GIOS | LUNA
(コルナゴ)VORREI SORA

軽量、高反発のアルミ素材を使用し、「最速のフラットバーロード」をコンセプトに開発されたモデルです。直進安定性を高めるためにホイールベースを拡張し、緻密に計算されたジオメトリでハンドリングの安定性を高めています。メインコンポーネントはシマノソラ。
価格(税抜) | ¥120,000 |
カラー | マットネイビー、マットブラック |
サイズ | 430S / 460S / 520S |
コンポーネント | シマノソラ |
車体重量 | 8.9kg |
LINK:COLNAGO | VORREI SORA
(マリン)NICASIO SE

WTB HORIZON 650B×47mmのグラベルロード用タイヤを装着したアメリカンブランド「マリン」のクロモリバイクです。ロード用ジオメトリを採用しているため、将来的にドロップハンドルへの変更し、グラベルロードにもなるモデル。単なる街乗り用途だけではなく、トレイルライドやバイクパッキングにも。オプションでカゴやリアキャリア、泥除けも装着可能です。
価格(税抜) | ¥75,000 |
カラー | M.BLACK、M.OLIVE、M.GREY、M.NAVY |
サイズ | 50、52、54 |
コンポーネント | シマノクラリスMIX |
車体重量 | 13.1kg |
LINK:MARIN JAPAN | NICASIO SE
多様化するフラットバーロード
これまでのラインナップを見ればわかるように、同じフラットバーロードといってもその性質は多岐にわたります。最後に本稿の監修メカニックである大場さんにフラットバーロードの変遷を教えて頂きました。
始まりはシンプルに”ロードバイク+フラットバー”
フラットバーロードの出発点は、単純明快に「ロードバイクのハンドルをフラットバーに交換したもの」でした。
フラットバーロードの代表的なモデルとしてGIANTのFCRが挙げられます。
フレームのジオメトリーもほぼロードバイク、コンポもシマノ・ティアグラなどのロード用、ブレーキはもちろんキャリパー、タイヤに至っては23Cでした。
「街中最速!」というコンセプトは見た目にも明らかですね。フラットバーですから極端な前傾姿勢にはならないものの、ハンドルポジションは低めの設計。そのままドロップハンドルに交換しようものなら、おそろしく低位置のハンドルポジションになることがわかると思います。

▲左がクロスバイク「Escape AIR」、右が先ほどの「FCR」(両2012年モデル)。エスケープも早く走れるクロスバイクとして有名だが、FCRはヘッドチューブが短く、ステムの角度も小さい。サドル-ハンドルの高低差の違いは写真だけで一目瞭然。
実際私はFCRのドロップ化オーダーを受けたことがありますが、ドロップハンドルとして機能させるために、角度の立ったステムに換えてドロップ化しました。ステムでハンドル位置を上にあげてやらないと、とても下ハンなど持てないくらい低くなってしまったからです。

▲ドロップハンドルの基本姿勢で握るのはブラケット部分。同じステムを使うとして、フラットバーハンドルに換えるとグリップ位置は水色で囲ったフラット部にあたる。例えばこの位置が最初からかなり低めで設定されていたら、ドロハン化したときに下ハンが届かないこともあるだろう。
多様化するフラットバーロード
このように、以前は「ロードバイクフレームほぼそのまま+低い位置のフラットバーハンドル」がスタンダードでした。時代の流れとともに、現在はフラットバーロードもいくつかのタイプに枝分かれしています。
例えば、かつてのFCRのように、ギンギンな最速攻め仕様のタイプは細いタイヤにショートホイールベース。
逆にアップライトなポジションに太めのタイヤ、乗り心地重視のタイプもあります。
ホイールベースも長めにとられています。
つまり現在においては、ひとくちにフラットバーロードと言ってもさまざまな性格を有しており、多様化してきていると言えますね。
共通して言えるのは、ドロップハンドルだと仰々しい、だけどクロスバイクより早く走りたい。そのような人にはピッタリなバイクということですね。
おわりに
速く走りたい方向けにフラットバーロードをいくつかご紹介してみました。サイクリングロードを走っていると、クロスバイクで異常に速い人とかいたりしませんか?もしかするとフラットバーロードなど、ロードバイク向けコンポーネントを搭載したバイクなのかもしれません。
フラットハンドルにこだわるのもよし、ロードバイクの人気メーカーのフラットバーロード にあえて乗ってみるというのもスポーツバイクの楽しみ方の一つ。お気に入りのスポーツバイクを探してみてくださいね。
2019年フラットバーロード13選!クロスバイクとの違いやおすすめ用途まで徹底ガイド is a post from: FRAME : フレイム
Source: FRAME : フレイム