
前編にひきつづき、カペルミュールさんで開催されたサイクルライフナビゲーター絹代さんの女性向けセミナーの内容をお届けします。
今回は、より乗る機会が多い/慣れている中級者以上向け、です。
体型にあわせてウェアをコーディネートしよう
自転車に乗るとき、悩ましいのがウェアですね。私はサイクルジャージを持っていないのですが、それはボディラインを出したくないから。
同じような思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
何を着たらいいのだろう、という悩ましいウェア選びのヒントになる、絹代さんのアドバイスをお伝えします。
絹代さん曰く「レース結果を気にするような時で無ければ、空気抵抗をなくすためのサイクルジャージである必要はないです。自分が着たい物を着ましょう」とのこと。その上で悩みを解決するウェアコーディネートとして、以下のパターンを教えてくださいました。
1)上半身をスッキリ見せたい場合
ラフスリーブのトップスを選ぶ。腕がほっそり見える効果があります。
2)下半身を細く見せたい場合
黒タイツと黒いシューズを選び、脚長効果を狙う。(フィギュアスケーターの衣装と一緒です)
3)身長が高い人
寒色系のウェアを選ぶと、引き締め色なのでコンパクトな見え方に。
4)身長が低い人
ゆったりしたデザインはNG。ジャストサイズのものを選ぶこと。トップスには、暖色系、もしくは大きなロゴなどがついた上部にデザインのアクセントがあるものがおすすめ。これらのアイテムを着ることで上半身に視線がいきます。
5)痩せ型
メリハリがない人は幼児体型にみえてしまうので、バランスをとるため肩幅をしっかり見せられるデザインのトップスを選びましょう。肩幅が小さいウェアだと、顔が大きく見えてしまうデメリットもあります。ウエストをしっかり絞れるデザインを選ぶとメリハリのあるシルエットをつくれます。
6)ぽっちゃり型
ティアードスカートは、お尻が大きく見えてしまうのでNG。ハリのある素材でストンとしたシルエットのボックススカートがおすすめ。
これからのウェア選びに欠かせない情報の宝庫。ぜひ参考にしてみてください。
◆完全ブロック!絹代さんオススメ紫外線対策
秋の気候になり、少し日差しが弱くなってきたとはいえ、気が抜けないのが、紫外線対策。夏だって自転車たくさん乗ります、という女性でも、気にされているかと思います。
絹代さんが、実際に試して見つけたという最善の対策方法を教えていただきました。
アイテム編
ベースメイク
以下の順番でメイクをおこなうことで、落ちにくくそして長く紫外線をブロックしてくれる最善なベースメイクができるそうです。
ステップ1:SPF50&PA++++の日焼け止め
自転車に乗る時の日焼け止めは、現在市販されているものの中で、効果が一番高いとされているSPF50&PA++++のものを選びましょう、とのこと。ウォータープルーフ仕様だとさらに安心です。
※非常に強い成分を利用しているので、肌の強い人におすすめ。
※クレンジングも専用のものじゃないと落ちにくいそうです。
絹代さんオススメ品:Aggressive Design – Top Athlete Sun Protect Fighter
ステップ2:化粧くずれを防ぐ化粧下地
暑い時期は特に化粧くずれも気になりますよね。それを防ぐ下地を塗っておくことで、化粧くずれによる日焼け止め効果の減少も防げます。
絹代さんオススメ品:Orbis – シーバムコントロールエッセンス
ステップ3:SPF50&PA++++のリキッドファンデーション
ファンデーションはリキッドタイプを選び、肌に密着させましょう。
絹代さんオススメ品:オルビス(ORBIS) パーフェクトUVリキッドファンデーション
ステップ4:UVカットフェイスパウダー
リキッドファンデーションの上から、フェイスパウダーをはたき、後述のミストスプレーを利用することで、油膜ができ、より化粧くずれがしにくくなるそうです。
オルビス(ORBIS) サンスクリーン(R)パウダー リフィル
オルビス(ORBIS) サンスクリーン(R)パウダー 専用ケース
ステップ5:化粧崩れを防ぐUVミストスプレー
フェイスパウダーを油膜にするためのミストスプレーも紫外線対策仕様。
絹代さんオススメ品:Orbis – サンスクリーン(R)クールシャワー
ライド中のケア
絹代さん曰く「日焼け止め効果のあるものが肌についている事が重要」とのこと。ライド中の汗でメイクはくずれてしまうもの。マメに塗りなおしましょう、とおっしゃっていました。
絹代さんがレースやロングライドにお持ちになっているアイテムはこちらです。
オルビス(ORBIS) タイムレスフィットファンデーションUV
オルビス(ORBIS) タイムレスフィットファンデーションUV 別売りケース
専用パクトには、鏡もついていて、荷物を軽くしたいライド用にぴったりですね。
リップケア
そして、忘れがちだけど重要なパーツが、唇。
体の内側である粘膜と近いパーツなので、体の外側の皮膚より余計に紫外線の影響を受けてしまうそうです。専用のUVケアアイテムで対策しましょう、とのことでした。
リップシーラーUV(アクセサリー感覚の高保湿リップクリーム)
飲む日焼け止め
最後に、番外編として教えてくださったのが、今話題になっているという飲む日焼け止め「WHITE VEIL」
飲む日焼け止め WHITE VEIL -ホワイトヴェール-
このようなサプリメントも利用し、メラニン色素が沈着する前に、肌のターンオーバーを促しましょう、とのことでした。
ウェア編
絹代さんから、紫外線対策するときのウェア選びのポイントも伺いました。
・覆えるとこは(できるかぎりスマートに)覆う。夏は暑いですが、ネックカバーもおすすめ。
・つなぎめに注意。グローブとアームカバー、靴下とスパッツのすきま焼けなどよくある。
・アイウェアが重要。瞳から入った紫外線は全身に影響を及ぼすのでUVカットレンズのアイウェアをなるべく利用すること。
・ヘルメット焼けを防ぐために、インナーキャップやバンダナを巻く。
これらのポイントを参考に、体型別コーディネートとあわせて、ウェアでも紫外線対策をしてみてくださいね。
まるで美容系メディアのような情報の多さですが、普段からロングライドをされる自転車上級者として絹代さんが吟味されたアイテムやコーディネートは、自転車に乗る女性にとって有益な情報ばかりでした。イベント後、参加者のみなさんは絹代さんにさらなる質問をしたり、絹代さんおすすめアイテムを試させてもらったりしていました。
ぜひ絹代さんのアドバイスを取り入れ、よりキレイな自転車ライフを楽しんでみてくださいね。
◆サイクルライフナビゲーター絹代さんプロフィール
日本で唯一のサイクルライフナビゲーター
横浜市出身 NPO法人自転車活用推進研究会理事
ポタガール埼玉リーダー
長野県飯田市エコライフコーディネーターMC、執筆を中心にラジオテレビ雑誌イベントなどで活動。自転車を使ったフィットネスや美容/健康管理の提案、生活の中/旅などにおける自転車の楽しみ方の紹介など自転車の普及活動や自転車イベントの企画スタッフなども務める。
(出典:絹代さん 公式サイト)
絹代さんの参加自転車イベント情報や、自転車の最新情報が欲しい方はこちら。
公式サイト:http://hurray.kinuyoworld.net/
主催されたカペルミュールさんの情報はこちらから。
公式サイト:カペルミュール
オンラインショップ:ウエイブワン
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紫外線対策はコレだ!絹代さんセミナーbyカペルミュール 後編 is a post from: FRAME : フレイム