
皆さんこんにちは。学生時代、毎日新宿で飲んだくれ、就職先が新宿の路上になりかけたX105です。
(決して祈っているわけではありません…。)
さて、皆さんは新宿といったら何を思い浮かべますか?
高層ビルの立ち並ぶ大都会?ネオンがきらめく眠らない街?ヤクザの抗争の舞台となるような怖い場所?
テレビや雑誌などのメディアにはしょっちゅう登場しますし、いろんな映画やゲームなどの舞台にもなっているので、日本人だけではなく、外国人にも割と聞き馴染みのある街だと思います。
人気映画、「続・深夜食堂」の舞台も、ここ新宿だとか。
そんな、なんとなく知った気になってしまう新宿。
実はものすごく多様な顔を持っている街だって、知ってましたか?
私自身、学生時代はほぼ毎日新宿でバイトして、そのまま朝まで飲んだくれ、社会に出てからは日本に来た観光客に新宿の街を紹介し、新宿の情報にアンテナを張り続けて約10年…。
行くたび新しい発見があり、未だに新宿という街の底を見たことがありません。
今回はそんな新宿に訪れた際に是非訪れるべきスポットを紹介したいと思います。
観光で訪れた人はもちろん、東京に住んでいる人も、必見です。
まずは知ろう 新宿の成り立ち
新宿の多様性を理解するには、新宿の成り立ちを知ることが近道。
ここでは簡単に、新宿の概要をご紹介します。
新宿という街の成り立ちを知っていると、新宿のいろんなスポット訪れた際の楽しみが深まりますよ。
始まりは街道の休息所
新宿の成り立ちは江戸時代にさかのぼります。当時、江戸幕府が整備した5街道と呼ばれる5つの街道がありましたが、そのうちの一つ、江戸(日本橋)と山梨を結んだ甲州街道がここ、新宿を通っていました。
当時、馬などを休息させる休息所として、宿というものが街道上に設けられていましたが、この甲州街道の最初の宿が、今でいう高井戸でした。
東京になじみのある人はご存知かと思いますが、高井戸から日本橋まではなかなかに遠い。
多くの旅人がこの高井戸~日本橋間で難儀していたそうです。
そこで、高井戸と日本橋の中間である地に、新しい宿を作ることに。
信州高遠藩の内藤さんが、自分の屋敷の領地のいくばくかを幕府に返上したので、この跡地を甲州街道の新しい宿とし、名を「内藤新宿」としました。
これが新宿の始まりだそうです。
意外と広い新宿
では、新宿ってどこからどのあたりを指すのでしょうか?
新宿区全体を新宿ととらえる考えもありますが、一般的に新宿エリア、といえば、東京都新宿区の南西部から、渋谷区の一部までまたがる、現在のJR新宿駅を中心にしたエリアを新宿と呼びます。
ザックリいうと、北は新大久保、南は代々木、東は四谷三丁目、西は初台・幡ヶ谷という感じです。
今回はこのエリアのおすすめスポットをご紹介しようと思います。
新宿といえばここ!超ド定番おすすめスポット
まずは新宿の超定番スポットからご紹介。テレビや雑誌にもよく取り上げられる有名どころです。
まだ行ったことがないという人はまずここを制覇するところから始めましょう。
歌舞伎町
新宿の中でも最も有名でにぎわっている繁華街、歌舞伎町。
24時間きらめくネオン、スーツを着た客引きのお兄さん、沢山の飲食店…言わずもがなの知名度ですね。
少し前までは割と治安が悪い印象が強いですが、近年は警察や自治体が力を入れて改善。
夜の街の怖いイメージを払拭しつつあります。
本当に気をつけるべきは、怖いお兄さんよりも、ぼったくりの客引きでしょう。
新宿駅から歌舞伎町近辺まで、いたるところで見た目普通の怖くないお兄さんが「居酒屋いかがですか?」と声をかけてきます。
このお兄さんたち、自分の紹介でお客さんがそのお店に入るとお金がもらえる歩合制で客引きをしています。
この人たち自身、悪い人たちではないのですが、その仕組み上、このお兄さんたちの紹介で入るお店でお得においしい料理やお酒が楽しめることは少ないです。
沢山あるお店でどこに入るか迷っていても、お兄さんの紹介でお見せに入るのはやめた方がいいでしょう。
後半ではおすすめのお店を紹介するので、お見せ選びでは是非そちらを参考にされてください。
ところでこの歌舞伎町、どうしてもお酒のあるお店ばかりイメージしてしまいますが、実は結構遊べるところもあります。
新宿区役所通りをまっすぐ新大久保方面へ北上し、きらびやかなお姉さんやイケメンのお兄さんがたくさん写っている看板を眺めながら進んでいくと、左手に突如現れるバッティングセンター。
新宿バッティングセンター
バッティングセンターの角を左に曲がりもう少し行くと、なんとまた現れるバッティングセンター。
オスロ―バッティングセンター
歌舞伎町にはなんと2つもバッティングセンターがあります。
お酒前に、もしくはお酒が少し入って盛り上がった時に、スカッと一発大きいのを打ってみるのはいかがでしょうか?
新宿三光商店街(新宿・花園ゴールデン街)
こちらもガイドマップには必ず乗っている有名スポット、新宿三光商店街。(通称:新宿・花園ゴールデン街。)
先日は火災で話題となってしまいましたが、多くの観光客が訪れにぎわっているエリアです。
新宿駅東口にあった闇市と、遊郭として古くから栄えていた新宿2丁目の露店が歴史の荒波にもまれ、移動してできたのがこの町。
隣接する歌舞伎町は再開発が進み、都心的なイメージが強いですが、こちらはそれほど再開発が進まず、どことなく昭和の香りが残っていて、いい味をだしています。
2月29日、雪が降っています。 pic.twitter.com/9bIfsIFX
— 新宿三光商店街振興組合 (@sankoukumiai) 2012年2月29日
ゴールデン街には実に個性的なお店が多いのが特徴。
占いができるカフェバー「からーず。」や東京で本格的な奄美大島の鶏飯が食べられる「くればわかる」、マンガを読みながらお酒が飲めるのみならず、貸出までしてくれる「bar図書室」…。
ちょっと入りづらい印象があるゴールデン街のお店たちですが、最近は若者も多く訪れているため、ちょっと入りやすくなったお店も増えました。
少しふらついて、気に入った雰囲気のお店があればふらりと入ってみるのがいいかもしれません。
もし事前に目的のお店があるときは、なかなか見つけづらくて大変なので、公式ホームページが毎月更新している全店舗地図をチェックしていきましょう。
新宿西口思い出横丁
こちらもゴールデン街と並んで一大スポットとなっている、昭和の面影が残る飲み屋街。
終戦後の闇市ストリートとして栄えた屋台が立ち並ぶこのエリアは、時代が流れても地域庶民に愛され続けてきました。
一時期はトイレがなく、しょんべん横丁と言われた時代がありましたが、今やすっかりきれいに整備され、有名な観光名所となっています。
どのお店も活気があり、そそられますが、もしどのお店に入るか迷ったり、時間が無くて一つしか入れない時は、ぜひ「若月」に行ってみてください。
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ここの焼きそば本当に昔ながらの味で、まるで駄菓子屋や屋台で食べていたあの頃の焼きそばを食べているかのよう。
今ではなかなか味わえないあの懐かしい味、一食の価値ありです。
東京都庁展望室
新宿といえばやはり高層ビル群をイメージする方も多いのではないでしょうか?
新宿の高層ビル群の中でも特に有名なランドマークがこの東京都庁第一本庁舎。
1990年に完成し、93年に横浜ランドマークタワーが完成するまでは日本一の高さの座を、また、2007年にミッドタウン・タワーが完成するまで東京一の高さの座を守り続けていた、日本屈指の高層ビルです。
実はこの東京都庁第一本庁舎、展望室が無料で開放されているのをご存知でしょうか。
地上202メートルの展望室からは、北東にスカイツリーが、南東に東京タワーが、と東京の街を一望することができます。
また、冬の天気がいい日には西方面に富士山が見えることも…。
この眺めが無料で楽しめるとあって、近年観光スポットとしてこの都庁展望室は知名度を上げてきました。
まだ行っていない方はぜひとも訪れるべきスポットです。
新宿御苑
どうしても大都会のイメージが強い新宿ですが、実は自然豊かなエリアがあります。
その代表といえるのが新宿御苑です。
もとは新宿一帯が屋敷であった信州高遠藩内藤氏の敷地でありましたが、のちに近代農業を振興するための試験場や、皇室の庭園を経て、昭和22年12月に国民公園として開放されました。
園内は四季折々の季節を感じさせる植物があり、花見の季節や紅葉の季節などを楽しむことが出来ます。
また、趣のある日本庭園、西洋式庭園等もあり、広大な敷地の中に実に多様性に富んだ自然を楽しむことが出来ます。
大都心のど真ん中で、自然に包まれてみるのもいいのではないでしょうか?
有名スポットだけじゃない!色々な顔の新宿を楽しもう
ここまで一通り新宿の有名どころをご紹介しましたが、これで満足しているようでは、まだまだ新宿を味わい尽くせていません。
大都心、歓楽街、そして自然。いえいえ、新宿はそれだけではありません。
歴史、文化、テクノロジー…いろんな顔を持っている新宿の色々なスポットを、ここからはご紹介したいと思います。
花園神社
歌舞伎町からゴールデン街を抜けると突如現れる厳かな空間。新宿のど真ん中に実は由緒ある神社が鎮座しております。
新宿5街道の宿として栄え始めるよりはるか前、徳川が江戸に来るより前に新宿の地で街を見守り続けてきたそうです。
そんな花園神社の境内は、春になると桜がとてもきれい。
大都会の中に佇む厳かな空間で、花見を楽しむのもおつです。
また、11月の酉の市の頃は、世界でも有数の歓楽街である新宿の地元民たちがこぞって商売繁盛を祈願し、祭りを盛り上げます。
歌舞伎町やゴールデン街を訪れた際には、ふとその喧噪を支えてくれた新宿の総鎮守に思いを馳せ、お参りするのはいかがでしょうか。
東京ガスのショールーム
なぜ東京ガスのショールームなのか。
首をひねる人も多いかと思いますが、新宿のショールームは一味違い、新宿にふらりと訪れた人を満足させること間違いなしです。
甲州街道を初台の方へ進んでいくとある東京ガスのショールームは、様々な無料体験プログラムを実施しています。
中でもおすすめはミストサウナ体験!
完全個室の4種類の浴室で東京ガスのミストサウナ、MiSTYを無料で体験することができます。
しかもバスタオルやシャンプー、基礎化粧品などのアメニティまでついているというクオリティ。
ミストサウナなんて普通はお金を払って入るものですからね。
これがほかの施設同様のサービスがついて無料となれば、行くしかないと思いませんか?
その他もスタッフの調理と料理の試食を通して最新のコンロを体感できる体験クッキングや、高齢者の日常生活を心理的・身体的に体験できるシニアシミュレーションなども行えます。
無料で充実の時間が過ごせること間違いなしです。
刀剣博物館
栄え始めたのは江戸時代以降とはいえ、きちんと歴史を感じることが出来る街、新宿。
その一つがこの刀剣博物館です。
平安時代から集められた国宝級の刀剣が展示されています。
合戦の度に改良され、戦闘様式の変遷とともにその姿かたちを変えてきた日本刀。
その歴史と職人の技を、ここ、刀剣博物館で堪能してください。
東京おもちゃ美術館
旧新宿区立四谷第四小学校跡地に位置するこの美術館は親子で遊べる美術館。
日本伝統のおもちゃだけでなく、世界中のおもちゃや最新のおもちゃまでが取り揃えられているおもちゃの美術館なんです。
館内には年齢別で楽しめるエリアが用意してあり、赤ちゃんも、小学生も、大人も、楽しめる作りになっています。
もちろん、大人だけで行っても楽しめるように考えられていますよ。
館内ではおもちゃの手作りを体験することも可能。
親子連れはもちろん、童心に帰りたい大人にも必見のスポットです。
新宿サザンテラス
かつて難所と言われるほど乗り場が新宿各地に散らばり、わかりづらかった高速バス乗り場が一つに集められ、バスタとNEWoManの登場など再開発が進み盛り上がっている新宿南口。
その新宿南口から代々木方面に、おしゃれな遊歩道が広がっています。
このお洒落な遊歩道が新宿サザンテラス。
小田急の路線の上を覆うようにあるこの遊歩道は、目下にJRの路線を眺めながら歩くことが出来ます。
新宿サザンテラスといえばクリスマスのイルミネーションが有名。
ライトアップされる木々たちと、目下の電車、都心的な建物に囲まれた光景はとてもおしゃれで雰囲気があります。
また、立ち並ぶお店もそれを助長しており、スタバはもちろん、日本一号店であるクリスピー・クリームドーナツや、雑貨のFranFranなどが雰囲気に合ったお洒落なひと時を過ごさせてくれます。
おすすめは新宿南口側にあるパン屋、ゴントラン シェリエ。フランスでも有名な本場のパン屋のおすすめは何といってもクロワッサン。
新宿を行き交う人々や電車、ライトアップされる木々を眺めながら、本場フランスのおいしいパンをほおばる、なんてドラマのワンシーンみたいな体験、してみませんか?
末廣亭
東京の落語といえば、浅草。そんな印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実はここ新宿では、伝統的な落語が楽しめる場所があります。
それが末廣亭。
アルコールはNGですが、場内は飲食自由。お昼時や夕飯時に、お弁当を食べながら講演を楽しむことができます。
また、末廣亭のうれしいところは毎週土曜日や2か月に一度の金曜日に深夜寄席があること。
日中忙しい方はなかなか落語を楽しむ機会がありませんが、末廣亭なら21:30開始の深夜寄席があるので、日中の観光やお仕事を終えたのちにふらり、と落語を楽しむことが出来ます。
都心の夜に、日本の伝統を楽しむのも新宿のおつな楽しみ方の一つです。
ゴジラビル
正式名称は新宿東宝ビル。
歌舞伎町を少し入った、いわゆる旧コマ劇の跡地に建った、新しい新宿の観光スポットです。
ポイントは言うまでもなく、その見た目。ビルの上から顔を出しているゴジラでございます。
ところでこのゴジラ、動いたり鳴いたりするって知ってましたか?
1日4回、12時、15時、18時、20時と定時に吠えるパターンもあるのですが、自分で吠えさせることもできます。
ゴジラの頭がある新宿東宝ビルの屋外テラス。
ゴジラの頭の台座になっている岩のある隙間に手を入れると、ゴジラが鳴き声を上げるそう。
屋外テラスには新宿東宝ビルに入っているホテルグレイスリー新宿の宿泊客か、カフェテラス ボンジュールを利用したお客様しか入れないのですが、もし興味がある人は行ってみる価値ありです。
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熊野神社(十二社(じゅうにそう)の碑)
新宿駅から京王バスで中野駅、渋谷駅、永福町方面へ移動すると、唐突に十二社池(じゅうにそういけ)という名前が出てきます。
面白い地名だなと思い周囲を見渡してみますが、十二もの社も見えなければ、池も見当たりません。
いったいどういうことでしょうか?
実はその昔、この場所は名所江戸百景にも描かれた有名な景勝地だったそうです。
十二社というのは12の社ではなく、十二社熊野神社のこと。
室町時代に、熊野古道で有名な熊野三山から、十二所権現をうつし、祀ったのが始まりだとか。
この熊野神社、現在も新宿中央公園の北西部に残っており、ここから当時の風景に思いを馳せることが出来ます。
江戸時代には湧水からなる池がこの熊野神社の西側に広がっており、周囲には茶屋などが立ち並び、景勝地として栄えていました。
たしかに、熊野神社の西側は急に地面の高さが低くなっており、地形からなんとなく名残を感じます。
境内にはその跡をのこす十二社の碑というのがあり、詳しく説明や解説もあるので、ぜひ一度足を運んでみてください。
地形から昔に思いを馳せる、ブラタモリばりの地理地名不思議紀行を楽しんで見てはいかがでしょうか。
アルタ前馬水槽
JR新宿東口を出て正面にアルタが見える東口広場。
ここに世界で3つしか現存しない、貴重なものがあるのをご存知でしょうか?
それが新宿区の指定文化財になっている馬水槽。
ここで勘のいい人は、かつて新宿が甲州街道の宿という馬の休息所だったことを思い出すのではないでしょうか?
さすがです、といいたいところですが、残念ながらこの馬水槽は新宿にあったものではなく、かつての東京市役所前(今でいう有楽町のあたり)から移されてきたものです。
前面上部が馬用、下部が犬や猫用、裏が人間用と、まさにみんなの水飲み場であったこの馬水槽は、実はイギリス製。
東京の水道発展に寄与した中島博士が、欧州視察をした記念に、ロンドンの水槽協会から贈られたものだそうです。
イギリス製の馬水槽は現在、世界で3つしか残っていない貴重なものだとか。
大都心新宿の真ん中で、かつての往来に思いを馳せながら、その西洋ならではのデザインを楽しむのも、おすすめです。
温泉
新宿といえば世界屈指の大都心。
手に入らないものは無いといえるほどですが、さすがに旅の疲れをいやしてくれるような温泉は…いえ、実はあります。
靖国通りから花園神社の横の路地を抜けてまっすぐ行った先にある、天然温泉テルマー湯。
残念ながら、新宿の地に沸いている、というわけではなく、伊豆から毎日天然の温泉をはこびこんでいるとのこと。
さすがは大都会、温泉すら持ってきてしまうんですね。
観光に疲れた体を癒やしに、新宿で温泉に浸かるなんて体験、イメージにあったでしょうか?
是非体験しに訪れてみてください。
専門店
さて、温泉すら運び込んでくる大都心新宿ですが、そんな新宿の街にはなんでそんな?というような専門店たちが存在します。
有名なのは画材・額縁の専門店世界堂。モナ・リザのような看板が目を引きます。
また、JR新宿東口を出てすぐ見える、オカダヤも注目。
ここは文化服装学院の生徒や先生をはじめ、プロの業者、デザイナー、スタイリスト、手芸出版社の編集者等が通いつめる専門店です。
極めつけは日本唯一の林檎あめの専門店、ポムダムールトーキョー。祭りなどでよく見かける日本の風物詩、林檎あめの専門店まで、ここ新宿には存在します。
折角世界でも指折りの大都心に来たのなら、あなたが関心のある専門店を探し歩いてみるのはいかがでしょうか?
世界でも有数の大都市、新宿でおなかを満たせ!
沢山観光スポットを堪能したら、おなかがすくのが人間というもの。新宿にきたら味わうべき、グルメが、ここにはあります。
お店の数が多すぎて選びきれないというのが新宿。その中でも、ここを押さえれば新宿を楽しめるのでは?というお店を厳選してみました。
大都心の人波にもまれて…絶望のスパゲティ
その名前が衝撃的な一品、絶望のスパゲティ。
なれない大都心に出てきて人波にもまれ、絶望してしまったのでしょうか?東京砂漠ですね(違
新宿3丁目のエリアにあるイタリアン、IVO ホームズパスタ 新宿店の人気料理がミートソースベースのスープパスタ、絶望のスパゲティ。
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名前のインパクトが大きいですがとてもおいしい一品。何が絶望かは食べてからのお楽しみ…?
大都心、新宿で絶望を味わってみましょう。
沢山の種類を飲み比べ、堪能しよう 焼酎/日本酒飲み放題比べ放題
新宿といったらやはり飲み。お酒を飲まなければ始まりません。
お酒が飲め、かつ大都心新宿という特徴をふんだんに生かしたものがこちら。
焼酎の飲み放題比べ放題と日本酒の飲み放題比べ放題。
日本の伝統的お酒である焼酎と日本酒を、日本中から集めてきました。
まずは焼酎の方から。
店名はHAVESPI。
約100種類の焼酎と、約200種類の焼酎を使った本格サワー・焼酎カクテルが、時間無制限で飲み放題、比べ放題です。
そしてこのお店のもう一つの特徴は、持ち込みが自由ということ。
新宿観光の間にふらりと見つけ、購入したおいしそうな一品。
これをそのまま持ち込み、お酒と合わせることが出来るのです。
飲んべえにはたまりませんね。泥酔必至。
日本酒の方の店名はクランドサケマーケット。
こちらでは100種類の日本酒を堪能することが出来ます。
焼酎と同様で、こちらも時間無制限で飲み放題、比べ放題。
かつ持ち込み自由なので、間違いなく泥酔まっしぐらです。
日本中のお酒を集めた大都心のお店で、飲んだくれてみてはいかがでしょうか?
47都道府県、日本中のグルメが集まってくる!嗜好のつまみ
大都心新宿に集まってくるのはお酒だけではありません。
食も当然、集まってきます。
そんな47都道府県の味覚を楽しめるのがここ、嗜好のつまみ。
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日本中のおつまみがこの一店舗で味わえます。
お酒好きはもちろん、お酒が飲めない人でも、おつまみはご飯との相性も抜群ですから、満喫できること間違いなし。
日本中のおつまみを食べつくしてしまいましょう。
新宿のB級グルメ とんかつ茶漬け
日本中からいろんなものが集まってきている新宿ですが、もちろん新宿ならではのものもあります。
それが新宿すずやのとんかつ茶漬け。
もともとはまかない飯だったとのことですが、今では新宿を代表するB級グルメとしての地位を築いています。
場所も新宿を象徴するかのように、歌舞伎町の入り口に構えており、新宿に来たらもはや味わうしかないという印象。
新宿発のグルメ、是非堪能してください。
老舗の天ぷら つな八
新宿でおいしいてんぷらを、と思ったらここ。天ぷら専門店新宿つな八。
大正時代から続くこの老舗の天ぷらは、揚げ物なのにさっぱりとした味わい。
天ぷらと出てくるてんつゆで味わうのもいいですが、おすすめは塩。
わさびの塩など少し変わった様々な種類の塩がありますので、色々試してみるのがいいでしょう。
時代の先を走る都心の中で、老舗の味に舌鼓を打つのはどうでしょうか。
高いコスパの焼肉 幸永
新宿エリアに隣接している新大久保エリアは、日本でも屈指のコリアンタウンですが、そのいい影響がここ、新宿にも波及しています。
新宿の焼肉は、コスパが良くおいしいものが多いのですが、その中でも特におすすめしたいのがここ、幸永。
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豊富な種類のおいしいホルモンたちが、安い金額でいただけます。
今やどこでも焼肉は食べられますが、ここ、大都心新宿という激戦区でうまいと言われている焼き肉店で、焼き肉を味わってみるのもいいのではないでしょうか。
応用編!新宿の移動をマスターせよ
折角新宿を堪能しに来たのに、道に迷って全然楽しめない…そんな嫌な思い出、作りたくはないですよね。
迷いまくるのが新宿の醍醐味、といえばそれはそれなのですが、どうせなら行きたいところへはスムーズに移動したいもの。
ここでは応用編として、新宿の移動について役立つ情報をお伝えします。
新宿駅
実は世界一の乗降数を誇る新宿駅。
1日で大体横浜市の人口くらいの人間が、年間にすると世界で一番人口の多い国、中国に匹敵するほどの人数が、ここ、新宿駅で乗り降りしています。
そんな新宿駅、その成り立ちからとても複雑な構造。人間の情報処理能力を超えていると言われる乗換ルート数を誇る渋谷駅と並び、ダンジョンと言われています。
しかしながらこのダンジョン、攻略してしまうと実に便利。新宿エリアのほぼすべてを、雨にぬれずに移動することが出来るようになります。
参考画像
大事なのはまず各新宿駅の位置関係を把握すること。
新宿駅はJR新宿駅を中心に、2重の円状に駅が配置されています。お城の内堀、外堀をイメージすればわかりやすいでしょう。
まず内側から、北が東京メトロ丸の内線の新宿駅、北西が小田急線新宿駅、西が京王線新宿駅、南が都営地下鉄新宿駅、JR新宿駅を囲っています。
その外側に北から西武新宿線新宿駅、北西に都営地下鉄新宿西口駅、西に都営地下鉄都庁前駅、東に新宿3丁目駅がJR新宿駅を囲っています。
これらの駅は、全て地下道でつながっています。
それさえわかればなんとかなりそうな気がするのですが、厄介なのは地下道が迂回しており、まっすぐその方面には行けない、ということです。
ここで大体の人は大混乱に陥るので、覚えておくと便利な要点だけを下記に列挙します。
新宿のダンジョンにチャレンジしたい人は参考にして、挑んでみてください。
①新宿は西側と東側をつなぐ道が4つしかない
新宿という町はJR新宿駅を中心に、東西で分割されてます。
うち3本は地上の道路(靖国通り・旧青梅街道・甲州街道)ですが、1つだけ、地下道があります。
②西側と東側をつなぐ地下道は東京メトロ丸の内線新宿駅の改札付近だけ。
東口に行きたかったのに西口で出ちゃった、西口に行きたいけど今東口にいる。
そんな人は東京メトロ丸の内線新宿駅の改札を目指しましょう。
東西をつなぐ地下道は、ここ一本です。
③新宿の高層ビル群に行きたいときはJR新宿駅西口改札をめざせ
JR新宿駅から新宿高層ビル群の下を通り、都営地下鉄都庁前駅まで伸びている地下道で最もわかりやすいのは、JR新宿駅西口改札を出て、正面にあるロータリーを越え、まっすぐに伸びている地下道です。
一本道なので迷うことはないでしょう。
④東側(新宿3丁目駅側)に伸びている地下道は1本
新宿3丁目方面へ行くのは新宿地下道の中で最も簡単なるルートの一つです。
東西を唯一つないでいる東京メトロ丸の内線新宿駅の改札付近から、まっすぐ東に歩くだけ。
これ一本です。
⑤地下道で歌舞伎町方面や西武新宿線新宿駅に向かうのが最難関
雨にぬれず新宿駅から歌舞伎町まで行けたらいいな。そう思う人は多いでしょう。
ただし、これは最もおおすすめできない、新宿の地下の中でも最難関のルートの一つ。
なぜなら、歌舞伎町方面へ抜けるためには、くるりと地下道の中を迂回する必要があるからです。
しかも地下道内の案内板に従うと、地上へ誘導されるという作り。
正直地上を歩いた方が近いし早いし迷いません。
⑥東側で乗り換えられるのは新宿3丁目駅と西武新宿線新宿駅だけ
乗り換えの際は9割西口に出ればスムーズです。
なぜなら、東口で乗り換えられるのは新宿3丁目駅と西武新宿線新宿駅だけなので。
これ以外の私鉄路線に乗り換えの指示が出ている際は、西口を目指しましょう。
シェアサイクル
新宿の地下はダンジョン過ぎて辟易した。新宿の街並みを眺めながらスムーズに移動したい。
そんな人には新宿のシェアサイクルがおすすめです。
特に新宿区の自転車シェアリングは、新宿のいたるところに設置ステーションがあり、返却も設置ステーションであればどこでもOKということで、乗り捨てができ、とても便利。
なによりおすすめなポイントは、電動アシストがついているということ。
実は新宿、武蔵野台地というひときわ高くなった場所に位置しており、どんなルートを使っても必ず坂が登場します。
しかしながら、電動アシストがついていれば楽ちん。
坂道もすいすい走れちゃうので、電動アシストがついている新宿区の自転車シェアリングが一押しです。
何でもできる新宿。全部味わおう!
いかがでしたか?
さすがは日本屈指の、そして世界でも有数の大都心新宿。
皆さんが思っている以上に色々なことが楽しめるエリアだったのではないでしょうか?
新宿という街は、日々変わり続けています。
だからこそ飽きることがない。
これからもきっとまた、新しいスポットが生まれ続けてくることでしょう。
今後の新宿にも、要注目です。
ただの都会じゃない!?様々な顔を持つ新宿を遊びつくす観光ガイド is a post from: FRAME : フレイム