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乗ってるから分かったディスクブレーキロードバイクの魅力とおすすめモデル14選

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 近年注目を集めているディスクブレーキ。その魅力や実際に使ってみての感想を、ディスクロードバイクユーザがお伝えします。

ディスクブレーキとは


 自転車のディスクブレーキとは、ホイールのハブ(回転軸)に取り付けられたブレーキローターと呼ばれる金属製の円盤を挟みこんでブレーキをかけるものです。

ディスクブレーキはハブ(回転軸)部分に取り付けられる。
▲ディスクブレーキはハブ(回転軸)部分に取り付けられる。

 従来から一般的に自転車に用いられてきたブレーキはリムブレーキと呼ばれるもので、ホイールのリム(ホイールの外周部分)を挟み込んでブレーキをかけるものです。リムブレーキには、ロードバイクで最も多く使われている「キャリパーブレーキ」や、クロスバイクなどで見られる「Vブレーキ」、シクロクロスなどで使われていた「カンチブレーキ」などがあります。

逆Y字の下部でタイヤを挟み込むのが、キャリパーブレーキ。
▲逆Y字の下部でタイヤを挟み込むのが、キャリパーブレーキ。

 ディスクブレーキは自動車やオートバイなどに用いられてきたブレーキシステムで、高い制動力が特徴です。近年MTBやシクロクロスを皮切りに、ロードバイクへの導入も進み注目を集めています。

油圧式と機械式、ディスクブレーキは2種類がある


 ディスクブレーキには、大きく分けて2種類があります。ブレーキレバーとブレーキをホースでつなぎ、その中にオイルを通して使う「油圧式」と、キャリパーブレーキのようにブレーキレバーとブレーキをワイヤーで繋ぐ「機械式」です。

TREKの油圧式ディスクブレーキ。
▲シマノの油圧式ディスクブレーキ。

 油圧式は小さな握力でも大きな制動力を生み出すことが出来ます。車の整備などで使う油圧ジャッキをイメージしていただけると、その効果の絶大さがわかると思います。ロードバイク乗りからすると馴染みのない方式ですが、日頃のメンテナンスも機械式より楽な場合が多いです。しかし、油圧式を利用する場合は専用のブレーキレバー(STI等)やケーブルが必要になるため高価になりやすいのが難点です。

 機械式は油圧式に比べて安価で、今使っているSTI等のパーツを流用できるので、パーツの頻繁な組み換えを考える場合にはメリットがあります。しかしその分、油圧式に比べ制動力が低くなってしまいます。

 機械式の中にも、ブレーキキャリパー(ブレーキローターを挟み込む部分)に種類があり、ブレーキローターを片側から挟みこむものや両側から挟み込むもの、ブレーキキャリパー内が油圧式の構造になっている「半油圧式」などがあります。半油圧式にすると制動力は油圧式に近づきますが、結局は高価になります。

油圧式と相性がいい使用シーン


路面が濡れている悪天候時


悪天候時にはブレーキが効きづらい
▲悪天候時にはブレーキが効きづらい

 ディスクブレーキの効果が最も発揮されるのは「悪天候時」です。取付位置や構造上から、雨や濡れた路面でも高い制動力を保つことができます。カーボンリム+リムブレーキで、雨天時に止まれなくてヒヤッとした方も多いはず。私は油圧式ディスクブレーキで、台風の箱根ダウンヒルやー10℃の雪道等の過酷な状況を走ってきましたが、好天時に匹敵するブレーキ性能を発揮してくれました。そんな極端な状況でロードバイクを運用する場面はまれだと思いますが、いつも安心してブレーキを掛けられるメリットは非常に大きいです。(タイヤのグリップ力以上の制動力は得られないので、スリップには注意が必要です)

雨が降っている峠でも安心してブレーキングができる。
▲雨が降っている峠でも安心してブレーキングができる。

長時間ブレーキコントロールが必要なロングライド


Photo by Kenichi Inomata
Photo by Kenichi Inomata

 長時間のライドで握力が低下したり、手が痛くなったりした経験は誰しもしているのではないでしょうか。私ももっぱらロングライドをしているので、キャリパーブレーキを使っているときは、手が疲れるライド終盤のブレーキングに悩まされていました。そんな時に、ディスクブレーキは心強い味方になります。また、普段から小さな力で止まれるため、そもそも手が疲れにくいのもメリットです。

ディスクブレーキはロングライドの必需品、と感じるようになる。
▲ディスクブレーキはロングライドの必需品、と感じるようになります!

ディスクブレーキのメリットデメリット


メリット


悪天候や握力に影響を受けにくい制動力

 まず挙げられるメリットはやはり制動力です。前述の内容と重複してしまいますが、構造上、どんな天候でもキャリパーブレーキよりも軽い引きで、高い制動力を発揮します。

 また女性など握力のない方にとっては、シーンを問わず活躍してくれることでしょう。ダウンヒルで、キャリパーブレーキでは必ず下ハン(ドロップハンドルの下の部分)を持ってブレーキをかける私ですが、ディスクブレーキではブラケットポジションで指一本に力をかけるだけで下れます。ダウンヒルで楽にブレーキングができることはもちろん、普段のライドでも「走ること以外に気を使わなくて済む」というのは大きなメリットです。

カーボンホイールとの相性がいい

フルクラムの人気ホイール「レーシングクアトロカーボン」ディスクブレーキ仕様
▲フルクラムの人気ホイール「レーシングクアトロカーボン」ディスクブレーキ仕様

 ロードバイクで一般的になっているカーボンホイールですが、ブレーキに関していくつかデメリットがあります。それは「ダウンヒル等での加熱・破損」や「リムの摩耗」、「そもそも制動力が低い」などです。
 ディスクブレーキではカーボンのリムを挟むことはないので、それらのデメリットを解決することができます。また、リムに余計な強度を持たせる必要がないので、カーボンリムの軽さというメリットをより発揮してくれることでしょう。カーボンホイールとディスクブレーキの相性はとても良いと言えます。

さまざまな太さのタイヤが装着可能

最近27Cなど太いタイヤが人気
▲最近27Cなど太いタイヤが人気

 装着できるタイヤのサイズは「ブレーキのクリアランス」と「フレームのクリアランス」の2つをクリアできるかで決まります。キャリパーブレーキの場合、ブレーキのクリアランス上Dura-AceやUltegraでは25c以下、105では28c以下が推奨されており、装着できたとしても輪行時にタイヤの空気抜かなくてはならない等のデメリットがあります。

 対してディスクブレーキの場合、ブレーキのクリアランスは関係なくなるので、フレームのクリアランスさえ確保されていれば30c等の太いタイヤも問題なく装着可能です。「荷物を積んでキャンプツーリングをしたい」、「荒れた路面も楽に走りたい」等、シチュエーションに合わせて、さまざまなタイヤをチョイスできます(フレームのクリアランスはモデルごとに大きく異なるので注意してください)

スパイクタイヤを履かせて雪道ツーリングも可能?
▲スパイクタイヤを履かせて雪道ツーリングも可能?

目新しくてかっこいい

 これは人によって好みが分かれるところだと思いますが、私は個人的にかっこいいと思っています。新しさがあり、目を引くブレーキローターがメカメカしくもスタイリッシュです。また、ホイールのリムにブレーキ面が必要ないため、デカールや塗装が全面に施せるのもポイントです!

デメリット


車体重量の増加

こんな峠を登る時は車体重量が気になる・・・
▲こんな峠を登る時は車体重量が気になる・・・

 ディスクブレーキの宿命とも言えるのが、この重量増加です。同ランクのキャリパーブレーキモデルと比較すると、多少は重くなってしまう傾向にあります。「ヒルクライム命」のような軽量化が何より重要な方には向いているとは言えません。
 ただ、最近ではメーカーも軽量化に取り組んでおり、6キロ台のディスクロードバイクも登場しているため、余程軽量化にこだわりがないのであれば気にならない程度かも知れません。

価格が高い

 手頃な価格になったとはいえ、キャリパーブレーキモデルと比較して高価なのは否定できません。少しでも出費を抑えたいユーザーからすると、手を出しにくい要因の一つでしょう(学生の私は痛いほどよくわかります..….)。

 しかし「安全性に直結するブレーキ性能は、どんなにトレーニングしても変えられないため、出費を惜しむべきではない」と私は考えています。例えば新しいフレームがほしくなったり、コンポをアップグレードしたくなったりしても、「速く・強くなりたい」という目的の為なら、そのほとんどはトレーニングによって解決できます。新しいパーツを買うためにバイトをするなら、その時間自転車に乗ってトレーニングした方が速くなるし楽しいです。

 これがブレーキとなると話は別で、どんなに自分を鍛えても止まれないものは止まれません。むしろスピードが出せるようになればなるほど、制動距離は長くなります。

高価であっても、高いブレーキ性能は安全なライドには必要。
▲高価であっても、高いブレーキ性能は安全なライドには必要。

キャリパーブレーキとの規格の違い

 ディスクブレーキはブレーキの取付位置が独特なため、キャリパーブレーキモデルのロードバイクとフレーム・ホイールの規格が異なります。そのため、フレームやホイールも「ディスクブレーキ専用」となるのです。例えば友達とホイールの交換をしたくても、それがキャリパーブレーキ用であれば取付不可となります。

 また、ディスクブレーキはエンド規格(ホイールをはめる軸の太さと幅、固定方法)がいくつかあるため購入の際には注意が必要です。ホイールの固定には大きく分けて「クイックリリース」と「スルーアクスル」というものの2種類があります。

 クイックリリースはキャリパーブレーキのロードバイクで主に用いられており、皆さんがおなじみの、ホイールにフレームの爪をひっかけ、くるくるとシャフトを回し、最後にレバーを絞めて固定するものです。スルーアクスルは、MTBで多く使われている規格でディスクロードバイクにも使用されています。太いシャフトをエンドに空いた穴に通して、ねじを締め固定するもので、高い剛性と固定の確実性が特徴です。

KCNCのスルーアクスル
▲KCNCのスルーアクスル
 キャリパーブレーキのロードバイクのエンド規格はほぼ100%「フロント / リア」の順で

  • 9×100㎜QR(クイックリリース)/ 9×130㎜QR

です。

 一方ディスクブレーキの場合

  • 9×100㎜QR / 9×135㎜QR
  • 12×100㎜Thru(スルーアクスル)/ 12×142㎜Thru
  • 12×100㎜Thru / 9×135㎜QR

などがあり、メーカーやモデルによって異なります。多くのホイールは規格が異なってもアダプターを介して使用可能ですが、ものによっては使用不可になる可能性があるので、主流になっている規格のバイクを選ぶのがベターでしょう。今後主流になりそうなのは「12×100㎜Thru / 12×142㎜Thru」と言われています。

輪行をする際に特別な保護が必要

 ディスクブレーキの場合、輪行時にいくつか気を遣う点があります。まずはブレーキローターの保護です。ブレーキローターがゆがんでしまうと走行不能になってしまう可能性が高く、フレームを傷つけてしまうかも知れません。ローターカバーなどで保護したうえで、輪行時にも注意しましょう。
 また、ローターカバー以外にもディスクブレーキ用の器具が必要になります。エンドの規格によって異なりますが、スルーアクスル用のエンド金具や、135㎜用のエンド金具が必要になります。


ローターカバー

 そして油圧式の場合、ブレーキローターを挟んでいない状態でブレーキレバーを握ってしまうと、キャリバーが閉じたまま開かなくなり(ずっとブレーキがかかったような状態)走行不能になるので、画像のようなスペーサーが必要です。
 
このスペーサーをブレーキキャリパーに挟み込む。
▲このスペーサーをブレーキキャリパーに挟み込む。
 
 必要なものが多く面倒と思うかもしれませんが、私は輪行や保管などで30回以上輪行袋への収納・組み立てを行ってきて、煩わしさを感じたことはありません。

事故時やメンテナンス時のケガ

レースでは選手が密集する photo by Kenichi Inomata
▲レースでは選手が密集する photo by Kenichi Inomata

 UCIのロードレースで落車時のケガが問題となり、一時UCIのロードレースでディスクブレーキが禁止となりました(現在では使用されています)。その問題となったケガというのが「落車時に高速で回転するブレーキローターによって体を切った」というものでした。
 ブレーキローターは鋭利に作られている訳ではないので、通常の利用ではそれほど危険という感じはしませんが、レースに出ないという方でもメンテナンスの際に自分の手等を切らないように注意が必要です。

ブレーキローターが曲がることでの走行不能

 落車や休憩時にバイクを倒してしまった等の理由で、ブレーキローターが曲がってしまうと、走行不能になる可能性があります。キャリパーブレーキの場合、リムとブレーキシューとのクリアランスが数ミリ作れますが、ディスクブレーキの場合クリアランスが1ミリ程度になるため、小さなゆがみが命取りになるのです。
 ただ、ブレーキローターはそんなに簡単に曲がるものではありません。それほどのダメージがある落車等では、キャリパーブレーキであったとしてもバイクの他の箇所や身体への影響から走行は困難なのではないかと思います。

縦置きでの保管に適さない

 油圧式の場合、オイルラインにエア(気泡)が入ってしまうと、エアの入り具合によって、ブレーキの効きが変わります。入ったからすぐに効かなくなるわけではありません。エアが入るとタッチが重くなるのでそれがサインです。通常の利用ではエアが入ることは考えにくいですが、バイクを縦に保管していると、エアが入る危険があります。輪行の縦置き程度であれば問題ありませんが、自宅での保管が縦置きという方は要注意です。


▲縦置きのサイクルスタンド

メンテナンスやセッティング不良でのブレーキの鳴き

 ディスクブレーキは、ずっとメンテナンスをせずに利用したり、正しくセッティングされていなかったりすると、ブレーキをかけた時にキーキーと鳴いてしまいます。酷くなるととても煩いですし、オイル切れのママチャリのようでカッコ悪いです。
 ディスクブレーキはキャリパーブレーキに比べセッティングがシビアなので、メンテナンスに気
を遣いつつ、定期的にプロショップで診てもらいましょう。

手持ちのロードバイクに導入できる?


「ホイール」もディスク対応のものに買い替えが必要


 「今乗っているロードバイクをディスクブレーキ化できないの?」という疑問をお持ちの方もいるかと思います。しかし、基本的にはディスクブレーキ用のモデルは専用設計になりそもそもの規格が異なるので、丸ごと新車を購入してしまった方が無難です。アダプタ等を使い無理やりディスクブレーキを装着出来ることもありますが、フレーム設計で想定されていない力がフレームにかかることになり危険です。
 最も無難なカスタムとしては、フォークとフロントホイールを交換しフロントのみディスクブレーキ化する方法です。これなら専用パーツの構成でディスクブレーキ化が出来ます。ただしコストがそれなりにかかるので、特別なこだわりがなければ無理に改造する必要もないのではないかと思います。

フレームも「ディスク対応」になっている必要がある


 ディスクロードバイクで使用するホイールはディスクブレーキ専用となるため、きちんとディスクブレーキ対応もモデルを選ばなくてはなりません。ディスクブレーキ用のホイールは各社から様々な種類が発売されています。以前は「ホイールの選択肢が狭い」と言われていましたが、最高級ホイールであるLightweightやZippから人気のカンパニョーロのZondaまで、選択の余地は広がってきています。

▲ZONDAのディスクモデル

 ただ、「自分のバイクで使用可能か」は必ず確認してください。多くのホイールには数種類のアダプタが付属し複数のエンド規格に対応していますが、対応していない場合使用できないので注意してください。

 また、ブレーキローターの固定方法がホイールによって異なります。固定方法は2種類あり、「センターロック」と「6ボルト」です。それぞれの固定方法に合ったブレーキローターが必要になるので、新たにブレーキローターを購入してしまうなら関係ありませんが、今使っているブレーキローターをそのまま使いたい場合は同じ固定方法を選ぶ必要があります。

ディスクブレーキのメンテナンス方法


SHIMANOのディスクロード、お店で試乗もできる
▲SHIMANOのディスクロード、お店で試乗もできる

 ディスクブレーキのメンテナンスの基本は、他のブレーキと同様清掃です。ライド後はきちんと汚れを落としてあげましょう。ブレーキが他のブレーキに比べ細かいので、小さめの歯ブラシなどを使うと綺麗にしやすいです。
 手順は①ホイールを外す②ブレーキパッドを外す③ブレーキローター・ブレーキパッドの洗浄④ブレーキキャリパー内を清掃⑤元に戻すといった具合で、特に難しいと感じることはありませんでした。清掃の際の注意点は、絶対に油分をブレーキローター・ブレーキパッドにつけない事。ブレーキパッドにパーツクリーナーもNGです。油分がついてしまうとブレーキが利かなくなってしまい、パーツ交換となっていしまいます。

 ディスクブレーキの消耗品は、ブレーキパッド(前後で1500円~4000円程度)とブレーキローター(前後で3000円~10000円程度)の2つ。交換時期は利用環境やパーツによって異なりますが、ブレーキパッドの交換頻度は最低でも5000kmに1度くらいだと思います。パッドがすり減ると音鳴りがして交換時期になったのを教えてくれる仕組みになっています。ブレーキローターの場合はもっと長く、1万~2万kmに1度くらいです。こちらはノギスで厚みを図ってのチェックになります。(あくまで距離は目安なので、清掃の際にチェックし、不安があればショップに見てもらいましょう!)

 その他のメンテナンスとしては、油圧式の場合はホースの中に入っているオイルの交換(1~2年に一度)が、機械式の場合はパッドの消耗に合わせたブレーキの引きしろの調整があります。これらの作業は自分でもできますが、少し難易度が高くショップに任せた方が安心な作業ですので、はじめのうちはお願いするもの良いかもしれません!

コンポーネントは国産、信頼のシマノが一番!という人も多いかと思います。中でも最高峰のDURA-ACE(デュラエース)はローディーなら一度は使ってみたい憧れのコンポではないでしょうか。良いとは聞くけど、下位グレードやキャリパーブレーキとどう違うの?使い心地...
憧れのDURA-ACE ロードディスクはここで試乗できる!試乗車ショップリスト - FRAME : フレイム


ディスクブレーキロード2018おすすめモデル14選


スペシャライズド DIVERGE MEN E5


スペシャライズド DIVERGE MEN E5 出典:SPEDIALIZED

普段は日常の足として、週末は未舗装路を攻めるライドが可能なグラベルロード。新しいオープンロード・ジオメタリーを採用し、万能なハンドリングとステアリングでハードなコーナーも乗りこなす。従来モデルと比べて0.5cm以上低いボトムブラケット、緩やかなヘッドチューブ角度、短いチェーンステーとホイールベースが特徴だ。

価格:118,800円(税込)
ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・クラリス
カラー:グロスキャンディレッド、ターマックブラック
サイズ:48、52、54、56

キャニオン ENDURACE AL DISC 7.0


キャニオン ENDURACE AL DISC 7.0 出典:Canyon

コンポーネントにシマノ・105、油圧式ディスクブレーキを搭載した完成車。他社の同グレードのフレームセット価格よりも低額で、コストパフォーマンスが高いモデルだ。平均重量1,350gの軽量アルミフレームは上位機種のカーボンフレームと同一のジオメタリーを持っているが、より快適性を重視したものとなっている。

価格:165,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・105
カラー:エアウェイブブルー、ステルス
サイズ:2XS、XS、S、M、L、XL

BH SPHENE DISC TIAGRA


BH SPHENE DISC TIAGRA 出典:BH Bikes Japan

自転車の冒険の扉を開くポリッシュドアルミモデル。ハイドロフォーミングテクノロジーにより、各部に軽さとともに必要な強度を確保している。高いレベルの快適性としなやかさは残しつつも、ボトムブラケット周辺の剛性を向上。フレームには溶接痕をきれいに整えるスマートウェルド加工を施している。

価格:160,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:マットブラック×イエロー×ブルー
サイズ:XXS、XS、SM、MD、LA、XL

ピナレロ GAN DISC


ピナレロ GAN DISC 出典:PNARELLO JAPAN

上位機種「DOGMA F8」で確立された最新のソリューションを継承。優れた空力特性を持ち、軽量さや剛性、強度のバランスに優れ、ディスクブレーキの安定した制動性能をプラスしたモデルだ。ビギナーサイクリストに最適。

価格:398,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・105
カラー:149/BOB
サイズ:44SL、46.5SL、50、51.5、53、54、55、56

キャノンデール SYNAPSE DISC TIAGRA


キャノンデール SYNAPSE DISC TIAGRA 出典:cannondale

新型シナプスは、すべてを忘れて一日中乗っていられるフレーム設計。多くのライダーからのリクエストに応える懐の広さと深さを追求している。不快な振動だけを取り除き、ライダーは走ることだけに集中できるだろう。まるでサスペンションが搭載されているかのような乗り心地のエンデュランス系ロードだ。

価格:125,000円(税抜)
ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:NIT
サイズ:44、48、51、54、56、58

キューブ SL ROAD


キューブ SL ROAD 出典:CUBE

シンプルな外観を持ち、優れたテクノロジーのみを厳選して使用しているモデル。幾度となるテストを度重ね、ダブルバテッドチューブから成る軽量&剛性に優れたアルミフレームを実現している。また、ロードバイクレンジでの知識を活かしたエアロダイナミクス効果に長けたアルミフォークを採用。

価格:96,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・クラリス
カラー:black’n’blue
サイズ:50、53、56、59

フォーカス PARALANE 105


フォーカス PARALANE 105 出典:FOCUS

フォーカスのロード、シクロクロス、MTB、すべてのジャンルの技術の粋を集約して生み出されたエンデュランスバイク。より長い距離を、舗装路もグラベルもより快適に、より楽しく――というコンセプトを革新的なテクノロジーで実現している。タイヤクリアランスは35Cまで対応。グランフォンド、ツーリング目的に適している。

価格:398,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・105
カラー:レーシング・グリーン、ブラック×レッド×ホワイト
サイズ:48、51、54cm

ジャイアント CONTEND SL 1 DISC


ジャイアント CONTEND SL 1 DISC 出典:Giant

上級アルミ素材「アラックスSL」による軽量フレームな一台。力強いペダリング効率とアルミとは思えないほどの快適性を両立している。新たに標準装備されたチューブレスレディタイヤにより、オールラウンド性能がさらに向上。ブレーキはジャイアント独自の油圧式ディスクブレーキ「コンダクト」を採用だ。

価格:160,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・105
カラー:マットチャコール
サイズ:410、445、480、515mm

スコット ADDICT 30 DISC


スコット ADDICT 30 DISC 出典:SCOTT

タイヤクリアランス最大32Cまで対応可能なエンデュランスバイク。ディスクブレーキの安定した強力な制動パワーを受け止めるグリップ力と、大容量のエアボリュームによる快適性を発揮する。日々の通勤&通学から週末のロングライドまで、十二分に活躍してくれる頼もしいモデルだ。

価格:249,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
サイズ:XXS、XS、S、M、L

メリダ SCULTURA DISC 200


メリダ SCULTURA DISC 200
出典:MERIDA

自社開発・自社生産のトリプルバテッドアルミニウムをフレームに採用。カテゴリー初の巻き取り式シフターを装備して、コンポーネントはシマノ・ソラを搭載している。また乗り心地を向上させる扁平シートステーが特徴の一台。

価格:129,900円(税抜)
ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・ソラ
カラー:ライトグリーン、マットダークグレイ
サイズ:44、47、50、52、54cm

トレック DOMANE ALR 4 DISC


トレック DOMANE ALR 4 DISC 出典:TREK

エンデュランス系の入門モデル。トレック独自の「IsoSpeed」テクノロジーに基づいたモデルは、コンポーネントにシマノ・ティアグラを搭載するなど、速くて効率に優れ、信頼できるロードバイクに必要なものが揃っている。さらにディスクブレーキにより、十分なタイヤクリアランスと天候を選ばない確実な制動力を得ている。

価格:185,000円(税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:クイックシルバー
サイズ:44、47、50、52、54、56、58

ウィリエール MONTEGRAPPA DISC


ウィリエール MONTEGRAPPA DISC 出典:WILLIER

創業110年以上の歴史を持つウィリエールが初めて手がけたディスクロード。フレームはダブルバデッドアルミ製で、耐久性と軽量性、運動性能が高次元でバランスをとっている。コンポーネントはシマノ・105と同ティアグラのふたつの仕様が用意。価格差は2万円なので悩みどころだ。

価格:178,000円(シマノ・105/税抜)
   158,000円(シマノ・ティアグラ/税抜)
ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
カラー:レッド、シルバー
サイズ:S、M、L

Bike model article by Toshiyuki Masubuchi
監修:Viking the Maintenance石橋

乗ってるから分かったディスクブレーキロードバイクの魅力とおすすめモデル14選 is a post from: FRAME : フレイム

 

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