
アロハ〜。FRAME編集部はYouruberけんたさんと「ホノルルセンチュリーライド」に出るためにハワイへやってきました。今回はけんたさんとおくるハワイ・自転車旅のレポートです。
せっかく飛行機輪行で愛車を持ってきたのだから、イベントで走るだけではもったいない。きっと日本のサイクリストが好きそうな自転車スポットがあるはず…ということで、イベント前日に走るためのハワイのサイクリング・スポットを探します。

▲自転車乗りが向かうところは海ではなく…。
kiko「FRAMEの自転車乗りたちが好きなものといえば…」
けんたさん「好きなものといえば〜?」
kiko「激坂」
けんたさん「笑」
kiko「ウィルミナライズっていう距離1.6km、平均勾配16%のフォトジェニックな坂があるらしいです」
けんたさん「マゾいですね〜」
ということで、イベントの前座となるメインのサイクリング・スポットが決まりました。
ハワイ最大級のファーマーズマーケットで朝の補給

野菜や果物、はちみつなど地元の特産品や、ドリンク、ハンバーガーなど飲食物含めて100を超える屋台が出店していて朝から賑わっています。

▲ジンジャー・スムージーの屋台。

▲色とりどりの野菜や果物。


▲「ホノルルセンチュリーライド」の参加者から声をかけていただいて記念撮影。写真左:赤のBMCはレンタサイクル。日本ではレアなブランドもハワイでは普通にレンタルできるのがうれしい。
けんたさん「さ〜、次は激坂ですかね!」
kiko「自分で言い出しておいて何だけど、ハワイに来てまで激坂登るってなかなかクレイジーだわ」
ファーマーズマーケット「KCC」の地図
坂だらけのハワイ住宅街


※ハワイは自転車は右側通行のため、写真はすべて道路右側の走行でお送りします。

けんたさん「ハワイ、やばいくらい坂だらけですね。篠さん(※坂好きの女性ヒルクライマー)とか一日中登れちゃうんじゃないですか?」
kiko「どの坂も激坂っていっていいレベルだし、もうこの辺の坂でも十分な気がしてきた」
そんな話をしていましたが、ウィルミナライズはちょっと格が違いました。ウィルミナライズまであとワンブロック、という角の建物を通りすぎたところで「本命」のご登場です。
平均斜度16%以上!?ウィルミナライズの激坂


想像以上のインパクト!
天空へと伸びる超ストレートな激坂が現れました。坂のデータは距離1.6km、平均勾配は16%。ここまで分かりやすい激坂はかつて見たことがありません。
地元のトラックはこの坂を登れないため、迂回路を通るそうです。先ほど楽勝かも?なんていった自分の発言は撤回! エンジン付きの車ですら登れないというのに果たして人力で登れるのでしょうか…。

この日の気温は28℃前後。スタート直後から始まるいきなりの16%越えの激坂に汗が吹き出します。







けんたさん「あと100mくらいだけど、もうお腹いっぱい!吐きます!」


そして道一面、車のタイヤ痕!
この果てしなく続くタイヤ痕が、何よりもこの坂のやばさを物語っています。タイヤ痕ってこんなに長い距離でずっと残るものなんだ…勉強になる。
この後、我々もホイールをコォーコォー鳴らしながらダウンヒル…していたのですが途中で耐えられなくなり、トラックが迂回するという脇道に入り安全にダウンヒルしたのでした。
このダウンヒル以来、ブレーキ幅がなんだか広くなった気がします。
しかし、噂通りすさまじい激坂でした。坂好きサイクリストはハワイに来たらぜひ訪れてみてほしいフォトスポットです。


Stravaのデータ。最大勾配は21%だったみたいです。本当にずーっとどストレートな激坂でした。
「ステーキ・シャック」のランチプレートとデザートで生気を取り戻す


▲やっとハワイらしい風景にたどり着けた。
エメラルド・グリーンの海を眺めながら、緩い空気の中でランチを楽しみます。イベントのアップにはちょうどいい1日だったなぁ。
ステーキ・シャックの地図
けんたさん「いや〜今日は堪能しましたね!」
kiko「満足です!じゃあ明日は本番のホノルルセンチュリーライド頑張りましょう!」
翌日はいよいよ「ホノルルセンチュリーライド」

絶景の景色の連続、降り注ぐスコールのあとの虹、ジュラシック・ワールドのような密林、機材トラブル…ハワイならではの魅力が詰まったライドです。
「ホノルルセンチュリーライド編」に続く。
【超激坂】ハワイの絶景穴場「ウィルミナライズの坂」にチャレンジしてみた is a post from: FRAME : フレイム
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