Quantcast
Channel: FRAME : フレイム
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4075

ロードバイクで初めての100kmロングライドにでかけよう

$
0
0

ロングライドってやつをしてみたい…距離は何km?100kmくらい?街もいいけどとりあえず遠くへ行きたい方、必要な持ち物からコースの引き方までまるっと教えちゃいます。

持ち物

基本的な持ち物は、短い時と変わりません。パンク修理キット・ボトル・鍵は最低でも準備しましょう。夏なら日焼け止めもあると尚良し。そして、家をかなり離れることになるため自転車で乗って帰ることができないリスクが街乗りに比べて飛躍的に高まります。無くてもなんとかなることが多いですが、輪行袋は持っていくようにしましょう。

(参考)
遠方でもサイクリング、初心者向け「輪行」で自転車をもっと楽しむ方法

「最悪タクシーやゴミ袋で…」と思うかもしれませんが、剥き出しの状態や適当な梱包では乗車を断られる可能性もあります。リスクヘッジという理由もありますが、コースを引くうえでも自由度が飛躍的に高まりますので、買っておくことをおすすめします。

冒頭の一般的な持ち物については以下の記事を参照ください。

(参考)
日帰り自転車ツーリングに出かけよう!誰でも走りきれる準備とコース設定

コース設定

ロングライドに明確な定義は無いのですが、精神的にも距離的にも100kmが1つの区切りとなります。おおよそ80km~120kmの間で適当な目的地を決めましょう。ルートラボを使えば距離を確認しながらルートを簡単に作成できます。

ここでまず考えたいのが片道にするか、往復・周回にするか、ということです。輪行袋があれば、終着点を駅に設定することで片道100km走っても家に帰ることが出来るので、目的地のバリエーションがかなり広がります。

輪行袋がない場合、途中で体力が尽きた時のことを考えて往復よりは大きな円を描くようにコースを作ると、ショートカットして帰ることができます。
何より、同じ道を2度走ることがないので最後まで楽しめますので、なるべく周回コースを組みましょう。

非日常感のために

DSC_6954-min
これは個人的なおすすめですが、ルートを引くときは山の中主要道路ではないところがおすすめです。

車も人気もない道路を自転車で走ると、市街地では味わえない非日常感や開放感を味わうことが出来ます。体力に余裕があるなら峠を組み込むのもいいですが、ちょっとした裏道や農道でも十分楽しめます、特に広域農道となっているところは道幅も広く民家もまばらなのでオススメです。

ロングライドの楽しみはほとんどコース選びで決まります。間違っても幹線道路だらけのコースは引かないようにしましょう。

当日の注意

当日は家に帰り着くことを再優先に考えてください。抑えめと思えるほどのペース(息が荒くならない程度を目安)で走り続け、軽いギアを使いながらこまめに休憩をとってください。昼ごはんとは別に間食でエネルギー補給を忘れずに。胃腸が弱い人でもゼリー飲料やコーラなど消化がよくて糖分の多いものを摂ってください。

走り切れない原因のほとんどはオーバーペースと補給不足なので、食べ過ぎということはほぼありません。ダイエットしていてもいったん忘れてください、5時間も走ったら2,000kcalは最低でも消費するのでどうせ痩せます。

どうしてもダメな時は潔くリタイアする勇気も必要です。体力が尽きて怪我や事故に繋がらないように限界が来る前に退却しましょう。輪行袋があるなら最寄りの駅まで、周回途中ならショートカットで。

ペースを間違えなければ100kmは大した距離ではありません。2度目になりますがコースをしっかり考えて楽しい週末にしましょう。

ロードバイクで初めての100kmロングライドにでかけよう is a post from: FRAME : フレイム

 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4075

Trending Articles