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ロードバイクとは一体何?一から説明します!

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ぐにゃりと曲がったハンドルに細いタイヤ。最近は街中でもよく見かけるようになったロードバイクですが、実際のところ他の自転車と一体何が違うのかよくわからない方も多いかと思います。

このページではロードバイクの魅力・選び方・購入する方法・必要な関連アイテムなど、ロードバイクが気になる人から実際に購入を検討している人まで、ロードバイクについてよくわかる内容になっています。

ロードバイクってどんな自転車?

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ロードバイクは人間の力のみで可能な限り速く走行することに特化した乗り物です。平均速度は20km/h~30km/hほど。プロの選手であれば40km/h~50km/hもの速度を出すことも可能と言われます。しかも、走り方が上手になれば、疲労の蓄積を防ぎながら長い時間乗れるようになるので、ちょっとした旅やエクササイズにもぴったりです。

なぜこれほどのスピードを出すことができるのか、ということですがその秘密はフレーム(車体)にあります。

ママチャリ(シティサイクル)が20kg前後であるのに比べ、一般的なロードバイクは10kgを切ります。フレームが軽ければ発進の時や坂を登る時などあまり疲れずに走ることができるので、脚力に自身のない方はフレームが軽量なものを選ぶと良いでしょう。

タイヤはママチャリのタイヤよりも細めのものを採用しています。地面との接触面を少なくすることで抵抗を減らした設計になっていますが、ここで気になるのが耐パンク性能。ママチャリよりも走行に若干の注意が必要ですが、適正な空気圧を定期的にチェックし、非舗装路をできるだけ避けて走行すればそうそうパンクすることもありません。

また、目を引くハンドルはドロップハンドルと呼ばれ、独特な走行姿勢は風の抵抗を抑えながら効率的にペダルを回す事に特化しています。
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ロードバイクの魅力と楽しみ方

1.痩せる!

16km/h~19km/hのゆったりとした速度で1時間走った時の消費カロリーは約400kcal。これはフットサルやテニスを1時間全力で行った時とほぼ同じカロリー消費です。ロードバイクは楽に痩せることができるので嬉しいところです。

2.旅にぴったり!

冒頭で述べたように、車体が軽くペダルを回しやすいのでかなりの距離を走ることができます。全くの初心者でも20kmは当たり前に走ることができますし、慣れてくれば100km~200kmも走破できるでしょう。つまり、お金をかけずに遠く離れた場所へ旅行することも可能なのです。しかもロードバイクは絵になるので、写真の素材にもぴったり。きっとSNS映えしますよ。

3.友達が増える!(もしかしたら恋人も)

サイクリングロードを走っていると、多くのライダーとすれ違うことが多くなると思います。そんな時は勇気を出して話しかけてみましょう。自転車についての話題から趣味の話まで、気の合う友人ができるかもしれません。しかもサイクリスト層は圧倒的に男性の方が多いので、女性の方にとってはチャンス。きっと良い出会いがありますよ。


4.朝のラッシュから解放!

毎日の通勤、通学の一番のストレスは朝のラッシュですよね。特に電車でぎゅうぎゅうに詰め込まれたら一気にやる気が失せてしまいます。そこでロードバイクを使いましょう。

私は片道25kmの道のりを通勤に使っていますが、約1時間で到着します。電車や渋滞でストレスフルになるくらいなら、いい汗を流して職場へ到着した方が断然気持ち的にも違いますよ。

ロードバイクの選び方

さて、実際にロードバイクを選んでみたいところですが、膨大な種類とピンキリな値段にびっくりしてしまいますよね。価格はひとまず、フレームの素材と、変速機などのコンポーネントでおおかた決まると思っておいて大丈夫です。

1.フレームの素材

ロードバイクのフレームの素材として使用されるのは大きく以下の3つとなります。

・アルミ
加工が容易で大量生産が可能なことからエントリーモデルでよく使われます。振動の吸収はあまり優れてはいませんが、安価であるため初心者の方には嬉しいですね。

・カーボン
航空機にも使用されるような、炭素強化プラスチックを加工したフレームです。非常に軽量なため坂道でも楽々登ることができ、振動吸収性が高いですが、高価なためハイグレードモデルへ多く使用されます。

・クロモリ
最も歴史あるフレームの素材です。クラシカルな見た目で、傷や衝撃に強く、乗り心地が非常になめらかなのが特徴です。

2.コンポーネントの種類

コンポーネントは自転車の駆動系パーツ部です。ブレーキや変速を担当する機械であり、いくつかのグレードに分かれています。

基本的に高級ハイグレードになればなるほど扱いやすく、ストレスなく変速が行えると言われています。が、低グレードであってもしっかりとメンテナンスしておけば上級グレードに匹敵するほどのパワーを発揮することができるというのが私の持論です。

ですから、無理をして高価な物を購入する必要はありません。よしんば高価なコンポーネントを選ぶとしても、走行へ慣れてきて余裕が出てきてからの方が良いでしょう。

3.フレームの形状

実はロードバイクのフレームの形状は一種類ではありません。空気抵抗を考えられて設計されたものや振動吸収性に優れているものなど、様々です。

4.価格

上記の要素を複合することで、ロードバイクの価格が決定します。ちなみに、FRAMEでTwitterアンケートを取ってみたところ、多くの方は10万円~30万円代のロードバイクを購入されているようですね。

5.サイズ

値段やデザイン、メーカーのネームバリューでお気に入りの一台を見つけたあとはフレームのサイズに着目してみましょう。ママチャリではあまり重要視しませんが、ロードバイクはフレームのサイズが乗車時の快適性を大きく左右します。

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上記の表はロードバイクメーカーのMERIDAが公表する身長に合わせたサイズ感ですが、股下の長さや腕の長さ、メーカーによってサイズ感が大きく異なる場合があります。最初はショップで店員さんと相談しながらサイズを決めていく事が大事でしょう。

おすすめのロードバイクについての記事はこちらをご覧ください!

ロードバイク以外に揃えておくと良いもの

ロードバイクを購入する際には他の備品も購入しておきましょう。

1.ペダル

ロードバイクにはペダルが付属していないことがほとんどです。その場合は購入必須です。ペダル単体は、物にもよりますが3千円前後で購入できるのでお気に入りのセットを見つけて用意しておきましょう。

2.ライト

ほぼ必需品といって良いでしょう。

3.グローブ

グローブは手に伝わる振動を吸収するとともに、汗で滑ってしまうことを防止する役割があります。

4.鍵

ロードバイクの盗難を防止するために、外へ停める時は鍵を掛けておきましょう。

4.ヘルメット

頭部を守るために、ヘルメットはあった方が安全です。

ロードバイクはどこで購入するべきか

今まで一度もロードバイクに乗ったことがなくて色々なことを知りたい、またはメンテナンスに自信がないといった方は間違いなくお店に直接足を運んで購入した方がベストです。

ある程度知識と経験がついてくればネットショップで購入する方法もありますが、防犯登録を自分で行わなくてはならず、アフターサービスもついていないところがほとんどなので、やはり実店舗で購入された方が良いと思います。

実際に店舗で購入する流れはこちらをご覧ください!

ロードバイクと他のスポーツバイクとの違い

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スポーツバイクと呼ばれている自転車はロードバイクの他にもクロスバイクやマウンテンバイク、シクロクロスなどがあります。

(出典:cannondale)

(出典:cannondale)

マウンテンバイクは頑丈なフレームと太いタイヤで、非舗装路でもガンガン進むことに特化した自転車ですが、重量があるためストップ&ゴーの多い街中での走行にはあまり向いていません。

反対にロードバイクは舗装された道では何の問題もなく走ることが可能ですが、荒れ道となればそうともいきません。

(出典:SPECIALIZED)

(出典:SPECIALIZED)

クロスバイクはこのマウンテンバイクとロードバイクの合いの子といったところでしょうか。マウンテンバイクと同じまっすぐなフラットバーハンドルを採用し、軽量かつ頑丈なフレーム設計になっています。

小回りが効くので、街中からちょっとした郊外まで自転車を変える必要なく走り続けることができます。

しかし、ある程度スピードを出したり長い距離を漕ぎたいと考えているのであれば、ロードバイクの方が良いでしょう。

(出典:TREK)

(出典:TREK)

シクロクロスは一見ロードバイクのようにも見えますが、泥や段差を乗り越えられるよう剛性を強化させたスポーツバイクです。マウンテンバイク程ではありませんが、太めで耐パンク性能を強化させたタイヤと、ディスクブレーキと呼ばれる効きの良いブレーキを搭載していることからオフロード目的の自転車だというのがわかります。

ロードバイクメンテナンスについて

ロードバイクのメンテナンスは基本的に購入店舗か各自転車店で行うのが一般的ですが、以下の簡単なメンテナンスであれば自分で覚えることも可能です。

1.タイヤ調整(パンク対応)

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2.チェーンのメンテナンス

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これからロードバイクを始める方に読んでいただきたい記事

ロードバイクを始めるにあたって、ぜひとも読んでいただきたい記事をいくつかピックアップします。

最後に

ロードバイクは楽に速度を維持しながら快適に走り続られるので、通勤や通学、休日には本格的なエクササイズ用途へも使用できる優れた乗り物です。一度またがってみればママチャリとは全く違う乗り心地に病みつきになってしまうでしょう。

FRAMEではロードバイクや他のスポーツバイク、自転車での楽しみ方について様々な役立つ記事を掲載しておりますので、ぜひご覧ください!

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