
自転車への変わらぬ愛情を持つファッションデザイナー ポール・スミス氏
英国のファッションデザイナー ポール・スミス氏(以下、ポール氏)は、幼少期サイクルロードレーサーを目指していました。事故によりファッションの世界へと進むことになるのですが、デザイナーとして大成した後も自身のブランドでサイクルウェアラインを作ったり( Paul Smith 531 )、グランツール ジロ・デ・イタリアの受賞ジャージをデザインなど、自転車愛は今も変わらず持ち続け、ライフワークとして自転車に関わり続けています。
こちらの動画は、ポール・スミスのトラベルスーツ、「A SUIT TO TRAVEL IN」のプロモーションムービー。ストレッチ性に優れたスーツを着て自転車に乗る姿はとってもスタイリッシュ。
http://www.paulsmith.co.jp/paul-smith-world/news/aw16-a-suit-to-travel-in
「PAUL SMITH’S CYCLING SCRAPBOOK」とは
今回は、そのポール氏の自転車への情熱か、思い出の詰まった写真やイラスト、サイクリングジャージや50〜60年代の稀少なカタログなど、自身のコレクションから厳選したとっておきのビジュアルブックになって登場。それが「PAUL SMITH’S CYCLING SCRAPBOOK」です。
「多くの方がすでにご存じかもしれませんが、私は子供のころから自転車を愛し、プロのレーサーを夢見ていました。膨大な自転車関連のグッズをコレクションしており、また、多くのサイクリングにまつわる素晴らしい思い出があります。この本では、友人でジャーナリストであるリチャード・ ウィリアムスが私の所有するアーカイヴの中からとっておきの物を厳選し、お気に入りの逸話とあわせて編集しました。皆さんが楽しんでくれることを願っています。」
― ポール・スミス
Rapha Tokyoにて、こちらの本の日本での発刊を記念して、サイン会が開催ました。
イベントの様子
今回の来日イベントは、日本で発売開始となった「PAUL SMITH’S CYCLING SCRAPBOOK」のサイン会。イベント会場は、東京千駄ヶ谷のRapha Tokyo。
当日タイトなスケジュールのポール氏に合わせてサインは限定50人まで。店頭で配られた整理券は早々になくなり、もらえない人が続出する盛況ぶりでした。
並んでいる方々は、ブランドのファン及び自転車ファンのようで、スタイリッシュなポール・スミスブランドのスーツをバッチリ着こなして参加されている方も。
ポール氏はサービス精神豊かな方で、サイン会前にも気さくにリクエスト応えていたのが印象的でした。
15:30からサイン会が開始され入場。所狭しと並べられたジャージ達は、今回の為に特別に用意されたポール氏の私物コレクション。メッセージ入りで選手から贈り物としてもらったジャージとのことで、貴重なものばかり、見応えがあります。
来日初日にも関わらず、素敵な笑顔で迎えてくださり、さらさらと流暢なサインをしていました。ポール氏はサインをする際、必ずファンと目線を合わせるため、スタンディングスタイルで行うそう。誠実なお人柄がわかるエピソードですね。
ポール氏のつづるプロローグをはじめとする256ページの大ボリューム。過去のサイクルロードレースの雑誌やポスターなどレトロなデザインのスクラップや、現役ロードレーサーチャンピオンたちのコーナー、そしてデザイナーとしてサイクルジャージへの思いを語る章など、ポール氏の自転車愛がたっぷりつまった、ファンの好奇心をくすぐるカラフルなビジュアルブックです。
気になる方は、ぜひ購入してみてください。
■ Rapha Tokyoについて
今回のイベント会場Rapha Tokyoは、ロンドン発のサイクルウェアブランドRaphaの東京初のフラッグシップ店です。カフェとギャラリーを併設したサイクリストの憩いの場として、ツール・ド・フランスなど主要なロードレースのライブビューイングイベントも行われています。
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■ Paul Smith
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ポール・スミス氏来日イベント!自転車愛に溢れるビジュアルブック 「PAUL SMITH’S CYCLING SCRAPBOOK」サイン会レポート is a post from: FRAME : フレイム