
こんにちは。FRAME編集部です。
徳川家康が本能寺の変のときに越えたと言われる御斉峠へサイクリングに出かけた記事を紹介します。
(以降は還暦から始めたロードバイクの許可を得て編集・転載した内容です。)
画面をクイックすると大きく成ります
2月27日今日は気温が上がり最高のサイクリング日和
何時もより早く (7時半)に家をスタートします、今日の目的は滋賀県信楽と三重県伊賀の境にある御斉峠。
徳川家康が本能寺の変の際、この峠を越えて東へと 逃げたとされる由緒ある峠であります。
現在も信楽と伊賀を結ぶ山越えルートとして使われております。
今回のルートは加茂から木津信楽線で和束を抜け信楽に入ります。滋賀県との境で始めての休憩、暖かいので休憩しても体が冷えないので有り難い。
信楽に入りコンビニで食料補給、この先月ヶ瀬までお店が有る所を走らない為、食料補給は大切だ忘れると引き返す破目にもなります。
国道307号線の立石橋の交差点から422号線に入り走ります。
国道422号線は伊賀上野に行った時何度か走りました。神山の交差点を右折し334号線に入ります。
集落を過ぎると道幅が狭くなりますが車にも出会うことも無くノンビリ山道を走ります。
途中に御斉峠の標識が壊れ落ちています。
途中民家の見えない山の中にバス停があります?
時間を見ると朝2便夕方5便走っています。見えないが家が近くに在るのかな!
ここら辺りから広い二車線になります。
峠の近くに。仕置場(処刑場)
徳川家康が天下を統一し、征夷大将軍となり(1603年)、江戸に幕府を置き、その直轄地に代官を置いた折、家康の旗本であった多羅尾光太の子光好が、信楽代官所の初代代官に命ぜられて以来、明治維新まで、世襲代官として代々多羅尾氏が代官を務めてきました。その代官所の処刑場がこの地です。
処刑された日は、12月20日で、牢屋から出された罪人は、裸馬に乗せられこの地で処刑されました。 (標識)
二基の石供養塔が建てられ右側には、「南無阿弥陀仏」左側には「南無妙法蓮華経」と刻まれています。
峠に信楽温泉のカンバン。こんな山の上に有る温泉ゴルフ場のタラオカントリークラブに隣接するリゾート型ホテル「ホテルレイクヴィラ」に新設された温泉施設らしい。自転車では湯冷めしますね。
弘法の井戸
僧空海(弘法大師)が唐から帰って、真言宗を開きました
(806年)。その後空海は、真言密教の聖地を求めて諸国を巡礼の折、多羅尾の里にこられ、くまなく歩かれた時に、旅人のためにとここに井戸を掘られたと伝えられています。その後、誰が言うこともなしに、村人達はこの井戸を「弘法の井戸」と呼ぶようになりました。なお、この井戸は、どんな日照りでも水は枯れたことがないといわれています。
弘法の井戸
本能寺の変で徳川家康が堺・枚方・宇治田原を経て、伊勢へ逃れる際も、多羅尾光俊父子に警護され、この峠を越えたと伝えられています
御斎峠の名の由来は、鎌倉時代に臨済禅の高僧 夢窓国師が、伊賀三田の空鉢山寺へ来られた時、この峠で村人が接待(斉・とき)したところから出ているといわれています
峠の南には、関所の跡があります山口誓子(やまぐちせいし)句碑 1901~1994年 京都市出身、俳人
『 切通し
多羅尾寒風
押し通る 誓子 』
峠の近くに雪の固まりがまだ残っています。やはり標高が高いので寒いのかな!
本能寺の変で徳川家康が、この峠を命がけで越えた時代と違い今は快適な道が出来簡単に峠越えが出来ます。責めて自転車で登ると車より少し峠越えの辛さが味わいできます。
眼下に広がる上野の町並みとはるかに連なる室生・吉野の山並みを眺めながら充実感に浸る。伊賀上野から峠に上るとかなりキツイ長い上りと成ります…今度挑戦したくなります。
島ヶ原温泉やぶつちゃ 迄今日は温度が高いので快適な長い下りと成りました。
島ヶ原からは国道163号線は大型車両が多い為旧街道を走ります。
道幅が狭く路面が荒れていますが、163号線を命がけで走るより余ほど良い
旧街道で月ヶ瀬口に来ましたここから梅林に向かってはしります。
上って行く途中に高山ダム方面の標識が有りますが今回は時間が無い為直進します。
長い上りを走ると月ヶ瀬CCがあり梅林までもう少し。
月ヶ瀬梅林に到着。まだ時期的に早い大半が蕾み
まだ早いが平日なのに花見客が多い、店も沢山出ています。お腹が空いています。よもぎ餅を焼いて貰います、一つ100円ととても安いこれで元気が出ます。ついでにお土産に買います。
ダム湖に下りる途中に綺麗に梅が咲いていました。これを見て今回は満足しようかな!
ダム湖から梅林を見ます。ダム湖沿いの方がまだ咲いているようです。
お腹も一杯に成りこれから二つの峠を越柳生に向かいます。そこからも三ヶ所の峠を越えて帰りました。今日は久しぶりにハードコースでした。
走行距離114Km
・転載元
徳川家康も越えた御斉峠~月ヶ瀬梅林(還暦から始めたロードバイク)
徳川家康も越えた御斉峠へサイクリング is a post from: FRAME : フレイム