
(当記事は高知家 エクストリームトラベル社の転載記事です)
私は47都道府県を全て自転車で旅をして自転車がとにかく好きなんですが、レースに参加して誰かと競うより、のんびりサイクリングを楽しむタイプの旅人です。
そんな私が好きなエリアは四国。人の温かさ、料理の美味しさ、自然の豊かさなど、自分の足で走ったからこその魅力をたくさん味わってきました。
中でも高知県は2回程自転車旅をしたことがあり大好きな場所なんですが、今回ご紹介する四国最南端の足摺はまだ未踏の地。
だって、とっても遠いし……と、思って行く機会がなかったのですが、2016年は3月6日(日)、この地を舞台に「四万十・足摺無限大チャレンジライド」が開催されるということで、一足先にそのコースを走ってきました!
結論から先に言うと、アクセスはたしかに便利ではないのですが、だからこその手つかずの大自然が広がり、ゆったりした時間が流れていて、とっても素敵な場所…… こんな所で開催されるサイクリングイベントが楽しくないわけがない!!!
ちょっと興奮して先走りましたが、どれだけ魅力的なイベントなのかを体験レポートとしてお届けします。
【コース概要】
タイムを競うレースではなく、サイクリングイベントとして開催。コースは3種からレベルや興味に合わせて選択できます。
●足摺ショートコース(約125km)
●足摺ミドルコース(約158km)
●四万十ロングコース(約222km)
※今回は足摺ショートコースを試走しました。
スタート地点となる足摺は高知龍馬空港から車で3時間。あしずり温泉郷には宿泊施設が多くあるため、前日入りするのがおすすめです。
そして朝。コース別のスタート時間に足摺岬市営駐車場に集合します。朝日を浴びながらスタートを待つ瞬間はきっとワクワクするんだろうなぁ。
スタートしてすぐ、四国最南端、足摺岬へ寄り道もできます。タイムを競うレースではないので、マイペースで走れるのがいいですね。
岬を後にし、南国気分が味わえる緑のトンネルを抜けていくのも気持ちいぃぃ。
右手に海を見ながら緩やかなアップダウンの道を走ります。それにしても、四国の外洋はスケールがでかい!
クジラも泳いでいるワイルドな海が広がっています。
土佐清水市の漁港に到着。エイドステーションでは、その土地の名産をいただけます。こういったおもてなしもサイクリングイベントに参加する醍醐味ですよね!
個人的には鯖が大好きなんで、地元で獲れる清水さばを使った「さばぁがー」が美味しかったです!
数奇な運命をたどったジョン万次郎の資料館がある「海の駅あしずり」の近くも通過します。
コースからは足摺海底館も見えます。階段を地下7mまで降りていくと、海中の景色を観賞するることができるスポット。透明度の高い海には魚がたくさん泳いでいますよ。
思わず「美味しそぉー」と声が漏れてしまうかも(笑)
海沿いは絶景スポットだらけ。海風が心地よく、ついつい笑顔になってしまいます。
女性やリピーターの参加者も多いと聞いていましたが、これは納得。高知は自転車で走っていてとても気持ちがいい!
四万十・足摺無限大チャレンジライドは、地産地消のご馳走でサポートしてくれるのも嬉しいところ。
高知県のうまみがギュッとつまった野菜、新鮮な魚介類、地元で人気のぼうしパンなど、エイドステーションではサイクリングで疲れた体にエネルギーチャージ!
また、エイドステーション以外でも、道の駅に立ち寄ってお買い物も可能!(荷物を増やさないよう、その場で食べられるものがおすすめです(笑)
私が「道の駅めじかの里 土佐清水」にて購入したのは、いもあめ! 甘いたれでコーディングされた干し芋のような感じ!? 腹持ちがよく美味しいお土産でした。
そして、ショートコース、ミドルコースでは県内で一番綺麗と言われるオーシャンビューを見ることができる柏島へ。
見て、これ!圧倒されるスカイブルー!!
水色のペンキをたらしたような眩しい青で、橋の上から海中を覗くと優雅に魚が泳いでいるのが見えるほど透明感も抜群。疲れも一気に吹き飛びます。
大会主催者に聞いたところ、昨年開催したこのイベントには女性ライダーの参加も多く、ほとんどの方が完走されていたとのこと。
今回ご紹介したショートコースだけでもこれだけ見どころがある中を走れるので、四万十川中流域をぐるっと周って帰ってくるチャレンジャー向けの約222kmのコースも、すごい楽しそう。
私は間をとってミドルコースに出てみようかな。
是非あなたも、高知の自然美や料理、そして地元の方のおもてなしを体感しながら、自分の限界に挑戦してみませんか?
エントリーは以下から、申込締切は2016年2月12日(金)!
自転車で高知の魅力を堪能しよう!四万十・足摺無限大チャレンジライド体験レポート is a post from: FRAME : フレイム